日本雑誌協会は11月25日、講談社の月刊漫画誌「アフタヌーン」の発行部数について、正式公表する前の未確認データがネットで公開され、「読者や関係者に誤解と不安を与えた」と謝罪した。 アフタヌーンの7~9月の印刷部数について10月末、「3万2000部」というデータが同協会サイトに掲載。4~6月の部数は8万5000部だったため、「アフタヌーンの部数が3カ月で6割以上減った」とネット掲示板などで話題になっていた。 同協会によると、この数字は誤りで、実際の部数は4~6月と同じ8万5000部だったという。11月7日に360誌分のデータを公開したが、アフタヌーンについては誤った未確認データが公表前に漏えいしたと説明している。原因は「システムの不備」とし、読者や関係者に謝罪している。