この画像を大きなサイズで見る 内向的な人と外向的な人の違いについて、さまざまなことが言われているが、内向的な人の頭の中では、どんなことが起こっているのか、イラストで解説しよう。 このイラストを作成したのは、リズ・フォスリエンとモリー・ウェスト。よく内向的な人は、社交嫌い、退屈というレッテルをはられているが、多くの人は内向的なことと、外向的なことは必ずしも行動選択の違いではないことに気づいていない。 研究によると、内向的な人の脳は、社交的・外向的な人とはまったく違うやり方で情報を処理しているという。外向的な人は外界からの刺激を素早く処理するが、内向的な人は情報を扱う神経経路が長くて、処理に時間がかかるのだ。イラストを見てもらえば、内向的な人への見方が変わるかもしれない。 1.内向的な人は刺激情報を処理する神経経路が長い この画像を大きなサイズで見る 内向的な人は刺激情報を処理する神経経路が長
人間がどれだけ弱いか・・・。これまで行われてきた数々の社会実験を見てみると、時には残酷な程に権力や周りの意見に流されてしまう人間の姿が映し出される。 反面教師にして生きるためにも、人間がどんな時に、どんな行動をとってしまうのか、恐いもの見たさでチェックしてみては? 01. 環境によって 人は「悪」になる 【スタンフォード監獄実験】 あまりにも衝撃的で、映画化もされている実験。1971年にスタンフォード大学で行われた「監獄」実験では、精神的に健全な学生を囚人と看守のグループに分け、24時間その役割を演じさせた。 当初、2週間続く予定だった実験は、囚人たちに対する看守グループの暴力が、制御不能なほどエスカレートしたことで6日間で打ちきりに。 社会的な環境は人の心理に大きく影響を与える。 その行動が本当に正しいのかどうか、いつの間にか判断することができなくなり暴力的になることが証明された瞬
By W_Minshull 「外交的」「リア充」という言葉があてはまる人には非常に活発的で健康的なイメージが連想される一方で、「内向的」という言葉のイメージからはあまりエネルギーを感じることができないもの。近年の研究では性格と人間の身体の健康には一定の相互作用があり、外交的な性格を持つ人は身体の免疫能力が高い傾向を示すということが明らかになってきています。 Extroverts may have stronger immune systems - health - 21 January 2015 - New Scientist http://www.newscientist.com/article/mg22530054.000-extroverts-may-have-stronger-immune-systems.html 「人間に備わったパーソナリティ(性格)は、その人が持つ世界を形づく
東京大学卒の脳科学者。『平成教育委員会2013!! ニッポンの頭脳決定戦SP』(フジテレビ系)で優勝し、“ニッポン一優秀な頭脳の持ち主”の称号を得た中野信子さんが今年、脳に関する3冊の本を出した。 それが『脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体』(幻冬舎新書)、『努力不要論 脳科学が解く!「がんばってるのに報われない」と思ったら読む本」』(フォレスト出版)、『脳はどこまでコントロールできるか?』(ベスト新書)だ。 私たちの脳は、いったいどんな働きをしているのか。この3冊を読めば、脳の構造や最新機能が少しだけわかるようになる。 ―まず『脳内麻薬』では、人間には「生物的な快楽」と「報酬的な快楽」があると書かれています。これは、どういうことでしょうか? 中野 「生物的な快楽」とは、おいしいものを食べたり、セックスをしたときに得られる直接的な快楽です。「報酬的な快楽」とは、農作物を育てた
1秒1,000億フレーム、鏡で反射する光をハイスピードカメラがとらえた2014.12.09 11:30 そうこ 超高速火の玉のような。 スローモーションの映像や画像は、目の前にあるのに見えないものを見せてくれるのでとても好きです。自分の能力の限界を超えた気分になります。このGIF画像は、かなり限界超えな映像です。なんせ、光が鏡で反射する様子を捉えたのですから。 セントルイスのワシントン大学の研究員が、Compressed Ultrafast Photography(CUP)という技術を使用し、1秒間に1,000億フレームというハイスピードでレーザーの光を撮影したのがこれ。非常に高度な技術があったからこそできた撮影ですね。この反射時間はたったの300兆分の1秒。人間の目で捉えるどころか、頭で認識もできない短時間です。まさに限界を超えた世界。 source: Nature via Mother
By Truthout.org サイコパスとは精神病質という反社会的人格を持った人のことで、日本の法律「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」の第5条では「精神障害者」として定義されています。サイコパスは時折、異常犯罪者と結び付けられることがありますが、心理学や精神病理学の分野では社会に適合し、ある程度の成功を収めたサイコパスの存在が論争を呼んでいます。 On the trail of the elusive successful psychopath | The Psychologist https://thepsychologist.bps.org.uk/volume-27/edition-7/trail-elusive-successful-psychopath サイコパスというのは心理学の側面からみても非常に曖昧なもので、シリアルキラーと同系列で語られることがありますが、精神科医
この画像を大きなサイズで見る もともと二足歩行の生き物である人類。だが最近では座りながらのデスクワークを強いられることが多くなった。 座り続けていることによる弊害は叫ばれていたが、またしても、座っている時間が長ければ長いほど寿命を縮めるという研究結果が発表された。 テロメアと呼ばれる血液中の短鎖重合体の長さは寿命に関連していると言われているが、座っている時間が長くなると、テロメアはどんどん短くなっていくという。 座ってる時間とテロメアの長さに関連性 テロメアとは染色体の末端にある特殊な構造のことで、DNAの分解や修復を保護し、遺伝情報の異常な融合を防いでいる。 これは靴ひもの先端に巻かれたほつれ防止のビニールテープのようなもので、我々の寿命はその長さに関係すると言われている。 スウェーデンのカロリンスカ医学大学のマイ・リス・ヘレニウス教授率いる研究チームは、60代後半の肥満気味で座っている
By Ann Larie Valentine 人間の皮膚に存在しているニューロン(神経細胞)ネットワークには、これまでは脳にしか備わっていないと考えられていた高度な計算処理を行う能力が備わっていること明らかになりました。 Neurons in human skin perform advanced calculations http://www.eurekalert.org/pub_releases/2014-09/uu-nih090114.php 研究を行ったのは、スウェーデン・ウメオ大学の研究チームで、研究論文はNature Neuroscienceで発表されています。 Edge-orientation processing in first-order tactile neurons : Nature Neuroscience : Nature Publishing Group ht
SF小説のような話がもう現実に! スコットランド、エディンバラ大学の研究者らが世界ではじめて完全な胸腺を含む臓器を動物の体内で作ることに成功しました(この論文はNature Cell Biologyに発表されました)。 胸腺は比較的単純な構造をしていますが、免疫に関わり感染防御に働くとても重要な組織です。今回は構造だけでなく機能としても完全な胸腺を作ったということなので、まさに再生医療分野でのブレイクスルーです。 気になるのはヒトへの応用ですが、人間の場合、移植する場合の拒絶反応や細胞の癌化などが課題で、残念ながらすぐに実用化というわけにはいかないそう。 ただ一昔前だと未来の話とされていたものがもう実現しているので、今後5~10年でもかなり進展しそうな気がします。自分が生きている間には…なんて期待しちゃいますね。 image credit: SPL source: Nature via B
By Nikola Ostrun にぎやかな都会に住む人は「たまには喧噪を離れて静かな場所に行きたい」と願うものですが、それは体が静寂を求めているからかも知れません。「静寂」が人間の脳に与える良い影響について近年、研究が進んでいます。 This Is Your Brain on Silence - Issue 16: Nothingness - Nautilus http://nautil.us/issue/16/nothingness/this-is-your-brain-on-silence 不快な騒音が心身を疲弊させることは経験則で理解できるところです。日常的に音があふれる騒々しい環境下で暮らしている人は、多くの場合、慢性的にストレスホルモンのレベルが高い状態にあると言われています。 騒音に限らず音は、耳の中にある通称「うずまき管」と呼ばれる部位・蝸牛(かぎゅう)が物理的な空気の振動
Inc.:みんなミステリーが大好きです。なかでも。科学者を途方に暮れさせる謎は格別です。今回は「科学がまだ説明できない」5つの現象を紹介します。 1. なぜあくびが出るのか だれもがあくびをします。あくびについて読んだり考えたりするだけであくびが出たりします。人からあくびが伝染ることもあります。いったいあくびは何のためにあるのでしょうか? 諸説ありますが、科学的に証明されたものはありません。ひとつの仮説は、あくびは脳を冷やすためにあるというもの。大きく口を開くことで、顎や首、副鼻腔の血流を増やし、大きく息を吸い込むことで、血液から熱を奪います。また、外気温が体温より高いとあくびが出にくいという研究結果もあります。つまり、「一番必要なときに、あくびは役に立たないということです」とアドリアン・ガギスバーグ博士はWebMDで語ってします。 もうひとつ仮説があります。あくびは「体にシグナルを発して
白人や黒人などのまぶたは二重まぶたのみで一重まぶたはほとんど存在しないそうだ。一重まぶたが多く見られるのはアジア人の特に日本・中国・韓国などの北東アジアの地域、と北に位置する一部の地域にのみだという。いったいなぜなのか?その一説が紹介されていた。 ソース:一重まぶたは日本人・韓国人・中国人のみ 一重まぶたは英語で、「Oriental eyelid(東洋のまぶた)」と呼ばれる。このことからもアジア人に一重まぶたが多いのは顕著であるわけだが、北東アジアに一重まぶたの人が多いのはなぜなのか? 人類は450万年前、アフリカで誕生したと言われている。その後、一部の人類の祖先がアフリカを離れ、東南アジアやアジア大陸、中にはシベリアに移住していった。 ミトコンドリアDNAのハプログループの分布から推定した人類伝播のルートおよび年代 この画像を大きなサイズで見る 渡来弥生人と縄文人の身体の違い(ソース:
By Blythe D. 人間の感覚と脳での認知には一定のタイムラグがあり、「私たちが『現在』と感じていることは、実際には0.5秒前に発生したものである」という説を耳にしたことがある人も多いと思いますが、さらにその認識は直前のおよそ15秒間の間に知覚された情報が影響を与えあったものであるという研究結果が発表されています。 Your reality is 15 seconds in the making - Quartz http://qz.com/193708/your-reality-is-15-seconds-in-the-making/#/h/59390,1,59397,2/ (PDFファイル)Serial dependence in visual perception - Fischer_Whitney_NN_2014r.pdf https://whitneylab.berkele
この画像を大きなサイズで見る 統合失調症は国を問わずおよそ100人に1人弱がかかる頻度の高い精神病の1つである。特徴的な症状としては、幻覚や妄想などで、それに伴って、人々と交流しながら社会生活を営むことが困難となってくる。 また、病気のために、感覚・思考・行動がゆがんでいるということを自覚できず、「自分が病気である」という意識が欠如している場合が多いのも特徴だ。 ある統合失調症患者の1日の記録 統合失調症は古代文明の時代から文献に記載されており、人間の歴史とともに歩んできた古くて新しい病気だ。にもかかわらず、いまだ詳しい原因が分かっていない。また、この病気がどのようなものなのかを理解するのも難しい。 海外サイトにて統合失調症患者である学生が、ある1日を時系列で記録した日記が公開されていた。とは言えどんな病気でも人により症状は様々である。これが一般的な症状ではなく、こういった症例もあるという
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