ポップでキュートなバーチャル・アイドル歌手
先日、「コルグからヤマハNSX-1搭載の初音ミク機器、MIKU STOMPが登場だ!」という速報記事としてお伝えしたコルグのMIKU STOMPがいよいよ10月31日、発売になります。その発売を目前に控えたMIKU STOMPをお借りすると同時に、実際MIKU STOMPという製品を企画したコルグの坂巻匡彦さん、開発をした加藤智幸さんにお話しを伺ってみました。 その結果、コルグのサイトにも書かれていない、マニュアルにも出ていない、いろいろな情報を聞き出すことができましたよ。想像していた以上に、MIKU STOMPはすごい実力を持った機材でした。ギターでチョーキングしたり、コードを弾くとどうなるかなども、しっかりビデオに収めてみたので、ぜひご覧ください。 10月31日よりコルグから発売されるMIKU STOMP まだMIKU STOMPをご存じない方もいると思うので、まずは製品概要を簡単に紹
はじめまして。この度VOCALOIDに関する記事を連載させていただくことになりましたOSTER projectと申します。これから数回に渡ってVOCALOIDの機能や調整の仕方を取り扱っていくことになります。基本の歌わせ方からナンセンスな小技まで、「私はこうやっているよ!」ということをご紹介していこうと思います。至らない点も多くあるとは思いますが、1ユーザーの調整サンプルとして参考になれば幸いです。 今回は第1回ということで、VOCALOIDの基本的な知識と全体の大まかな流れを紹介したいと思います。 「VOCALOID」って何? VOCALOIDとは、YAMAHAが開発した、歌詞とメロディーを入力することでコンピュータに歌を歌わせることが出来る、という画期的な技術です。基本的に音を鳴らす仕組みは他のソフトシンセサイザーと同じですが、自然に歌わせられるように様々な工夫がされているようです。
初音ミクのイラストや名称をメジャーアルバムとして初めて使った『Re:package』でメジャーデビューしたkz(livetune)さんが、豪華アーティストをリアルヴォーカルとして起用した一連のプロジェクト「adding」シリーズを集約する『と』を、9月10日(水)にリリースする。 livetuneといえばGoogle ChromeのCMでかかる、「Tell Your World」を思い浮かべる人も多いかもしれない。しかし、ネット発のクリエイターとして、前例のない未踏の地をトップランナーとして走り続けるひとりの挑戦者でもあるのをご存知だろうか。 livetuneが掲げる「整地」と「開墾」。ニューアルバムを基軸に、むかし・いま・これからをつなぐロングインタビューは「kz(livetune)音楽大全」的内容と言ってもいいだろう。 インターネットが生んだ1人のクリエイターと、『と』に参加する13人
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 明治大学米沢記念図書館で現在行われている「初音ミク実体化への情熱展」に登場した新たな「実体化」は「歌うキーボード ポケット・ミク」だった。学研「大人の科学」の新製品として4月3日に発売されるこの製品、「歌う初音ミク」としては初めてのハードウェア化、つまり実体化なので、まさにこの場での展示にふさわしい。というわけで、さっそくおさわり、いや、試奏してきた。 ポケット・ミクは、ヤマハのVOCALOIDチップ「NSX-1」を搭載した、ハガキ大の小さな楽器。スタイラス(タッチペン)で鍵盤を押すと、あらかじめ決められた歌詞をメロディーに乗せ、初音ミクの声で歌うことができる。 米沢記念図書館に訪れたポケット・ミクは2台。今回はわずか3時間の滞在だったが、開発プロジェクトの両輪となって活躍したミュージシャンのPolymoogさんと、独特なインタフェ
× 556 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 96 99 55 シェア 2007年8月に発売されて以来、一般ユーザーたちが大量のオリジナル曲を発表する原動力となり、単なるツールやソフトウェアの枠組みを超えて「音楽の新しいあり方」を示したボーカロイドソフト・初音ミク。これまでオタク文化やネットカルチャーの文脈で語られることが多かったその存在を、この本では初めて音楽の歴史の中に位置付けて、綿密な取材をもとに論考している。 同書では、初音ミクをリリースしたクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之と佐々木渉、ボーカロイド技術を開発したヤマハ株式会社の剣持秀紀など開発担当者、そしてニワンゴ株式会社の杉本誠司など周辺関係者への取材も多数掲載。またkz(livetune)、ryo(supercell)、八王子P、とくP、じん(自然の敵P
大人の科学マガジン特別編として4月3日に発売されることが発表された「歌うキーボード ポケット・ミク」。すでに、いろいろなメディアでも取り上げられ、発表初日にはAmazon総合で1位を記録するなど、大きな話題になっています。これはPCを必要とせず、本体だけで初音ミクを歌わせることができる、とっても手軽な機材。ボーカロイドなど使ったことのない子供でも、すぐに楽しむことができ、価格も4,980円ととっても手ごろです。 でも、このポケット・ミクはオモチャなどという次元に留まらない、トンでもない機材なんです。その秘密は、ここに備わっているUSB端子と内蔵されているNSX-1というICチップ。これらを利用することでPCからコントロールすることが可能で、初音ミクの歌声で自由自在に歌わせることができると同時に、強力なシンセサイザ音源として活用することができるのです。発売に先駆けて、ポケット・ミクを入手する
「9月5日、ボカロ界隈に激震が走る!」といった情報が先日来、Twitter等で話題になっていましたが、その製品が本日AHSから発表されました。それは9月26日に発売する「キャラミん Studio」という6,980円(ダウンロード版は5,480円)のソフト。一言でいえば、3DとかCGとかがまったくわからない人でも、キャラクターを音楽に合わせて自由自在に躍らせることができるというツールなのです。 「VOCALOID曲を作っているけれど、ビデオを作ることができないので、ニコ動やYouTubeなどに楽曲を発表できない…」なんていう人も多いと思います。もちろんVOCALOID曲に限らず、PV制作は難しいし、とくに3Dでキャラクターを躍らせるなんていったら、普通の人にはできませんよね。ちまたにはMMD(MikuMikuDance)という画期的ソフトもありますが、なかなか素人初心者が使えるものではありま
ITmedia Newsの某記者(34)が購入した「初音ミク」のパッケージ(写真右)。DTMは10年ぶりといい、1晩で1曲作り上げた。「思ってたよりははるかに簡単だったが、チューンナップしていたらキリがなさそう」 「買ってから数日は、毎日曲を作ってた。リビングのPCに(鍵盤の)キーボードをつないで。音声が出るから家族に不審な目で見られるけど、それも気にならないくらい楽しい」――20年ほど前のDTM(デスクトップ・ミュージック)ブームを知る男性(48)は、「初音ミク」購入をきっかけに久々に楽曲作成にチャレンジし、すっかりハマってしまったと話す。「人の声で歌う歌が作れるのが楽しくて」 初音ミクは、メロディーと歌詞を入力すれば、アイドル風合成音声で歌う歌声制作ソフト。ヤマハの音声合成技術「VOCALOID 2」と声優の藤田咲さんの声を組み合わせた(関連記事参照)。ミクは「歌うアンドロイド」という
「これで肩の荷が下りました」。クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長はにこやかに伸びをした。Mac対応という、6年前に初音ミクを発売してからひっかかっていた問題がついに解決できるのだ。「初音ミクV3」はMacの中で歌ってくれる。 初音ミクV3 ヤマハのVOCALOID責任者・剣持秀紀さんとクリプトン・フューチャー・メディア伊藤社長 6年間刺さった「トゲ」 初音ミクのMac対応について(2007年9月20日) 「やっぱりWindowsにするしかないかな」「これでIntel Macにするかも」など、Macユーザーのマシン選びに大きな影響を与えているWindowsオンリーのソフト「初音ミク」。Mac対応に関する、発売元のクリプトン・フューチャー・メディアからの公式の回答は、次のようになっています。 [Vocaloid2情報] 初音ミクの新規購入を悩んでいる方へ 現在、主にVOCALOI
音楽づくりの全てが揃った「初音ミク V3」、 英語音声ライブラリー同梱版。 「初音ミク V3」は、オリジナル「VOCALOID2 初音ミク」と、その追加音声「初音ミク・アペンド」から選抜した5つの歌声を磨き込んで収録したバーチャルシンガー・ソフトウェアです。 より表現豊かになった初音ミクが、ポップス、ダンス、ロックほか、どんなジャンルも、あなたの思うままに歌ってくれます。さらに次世代型ボーカルエディター「Piapro Studio」を標準装備し、数百種類の楽器を収録したCubase LEが付属するので、 ボーカルトラックから伴奏制作まで、「初音ミク V3」を手にしたその日からすぐに音楽づくりを楽しめます。
ボーカロイドやDS-10。YouTubeやニコニコ動画に代表される動画共有サイトは、新しい才能を育む場所となっている。 Denkitribeさん、bakerさんという動画サイトで活躍する新しい世代のミュージシャンに、音楽を始めるまでの経緯、最近の活動について伺った。 bakerさんは初音ミクの「celloid」と携帯で撮影した動画で一躍有名になった。この曲はポニーキャニオンから発売されたオムニバスCD「EXIT TUNES PRESENTS Vocarhythm feat.初音ミク」(関連サイト、Amazon)にも収録されている。本人曰く「一番の夢はJリーガー」。いまだにピンポンダッシュでもやっていそうな感じのする青年だ。 Denkitribeさんは、さまざまな電子楽器を駆使した演奏で国内外にファンが多い。KORGの「Electribre MX」の使い手なら知らぬ者はいないほどの人気だ。彼
ヤマハは4月27日、初音ミクなどのVOCALOIDを簡単に“神調教”できる技術「VocaListener」(ボーカリスナー、略称「ぼかりす」)の実用化に取り組んでいると発表した。基本機能をネット経由で利用できる「Netぼかりす」としてこのほど、一部ユーザー向けに試験サービスを開始した。 超リアルな歌声を簡単に生み出せる謎の技術として注目を浴びたぼかりすが「ニコニコ動画」に登場して1年。VOCALOID技術の本家ヤマハは、開発元である産業技術総合研究所(産総研)からライセンスを受け、実用化に取り組む。 VocaListenerは、人間の歌声など歌唱データと歌詞を入力するだけで、歌い方をそっくりまねた歌声を合成できる技術。(1)合成音を取り込んで分析し、パラメーターを補正して合成し直す処理を何度も反復することで、リアルな歌声の再現が可能、(2)歌詞と歌声を高精度に対応付けられる、(3)歌詞と歌
クリプトン・フューチャー・メディアがVOCALOIDの新しいシリーズを準備している。「Project if...」と呼ばれる「実験的な展開」だ。 同社は大ヒットとなったCV(キャラクター・ボーカロイド)シリーズの「初音ミク」「鏡音リン・レン」「巡音ルカ」をリリース。現在は「ミクAppend」という初音ミクの声の表情を拡張したもの、産業技術総合研究所のヒューマノイドロボット「HRP-4C」向けに特別提供した「CV-4Cβ」、若い男性声優が演じる「CVシリーズにつながりのある」VOCALOIDの3種類を開発表明しているが、「Project if...」はそのどれとも違う(クリプトンの「新しい男性VOCALOID」を聴いてきたよ(オルタナティブ・ブログ))。 この「Project if...」は、これまでで最も異色といっていい。そもそも成人男女による歌声ではないのだ。公式ブログで明らかにされた新
「かわいい」「うまい」「まるで違和感がない」――バーチャルアイドル「初音ミク」が歌った楽曲が、「ニコニコ動画」で人気だ。初音ミクはメロディと歌詞を入力すると、合成音声で歌う楽曲制作ソフト。うまく設定してやると、合成とはにわかに信じられないほどなめらかで自然に歌い上げる。 人間の声を元にリアルな歌声の合成音を作ることができるヤマハの技術「VOCALOID 2」を活用し、クリプトン・フューチャー・メディア(札幌市)が企画、制作して8月31日に発売した。Amazon.co.jpでは1万5750円で販売しており、ソフトウェアランキングで9月12日現在1位をキープ。異例の売れ行きで、生産が追いつかない状態だ。 12日までの販売数は、予約を含めて3000本近い。1本当たりの平均200~300本程度、1000本売れれば大ヒットと言われる音楽制作ソフト市場で「ありえない本数」と、企画・制作を担当した同社の
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