もはや、アニメや漫画、ゲームの流行作品は、日本と変わらないといっても過言ではない、台湾オタク文化。そんなオタク文化が一同に会する日本のコミケにあたる同人誌即売会の模様は、これまでにもいくどとなくお伝えしてきた。 今回も、台湾のアニメ専門誌「FRONTIER」が主催する10月の同人誌即売会「PETIT FANCY」の様子をのぞいてきたので、その模様をお伝えしていこう。 台湾の同人誌即売会イベントの会場としておなじみの国立台湾大学体育館で10月25日、26日の2日間にわたり開催された「PETIT FANCY」。 2月、7月に行なわれる「Fancy Frontier開拓動漫祭」よりも小規模ではあるものの、1万人以上が参加。出展するサークル数は、同人サークル約300に、模型・造形サークルなどが加わり合計350サークル程度。 日本の即売会の規模でいうと、都立産業貿易センターで開催されていた中規模のオ