中国が設立を提唱するAIIB=アジアインフラ投資銀行への参加を申請した台湾について、中国政府は、創設メンバーとして認めないことを明らかにしました。 これに対し、台湾の当局は遺憾の意を示しながらも、今後、一般のメンバーとしての参加を目指すとしています。 これについて、中国国営の新華社通信は、13日、中国政府の当局者が、台湾を創設メンバーとして認めないことを明らかにしたと伝えました。 この当局者は、理由については述べていませんが、「今後も各方面の意見を聞き、妥当なやり方で台湾の参加問題を解決したい」として、さらに協議を続ける考えを示しました。 台湾の参加を巡っては、将来、台湾との統一を目指す中国が、どのような対応に出るかが注目されていました。 これを受けて、台湾の内閣に当たる行政院は、報道官の声明を出し、「遺憾だ」としながらも、今後、一般のメンバーとしての参加を目指すとしています。ただ、「公平