憲法記念日 朝日新聞社世論調査 朝日新聞社の全国郵送世論調査で、所得などの「格差」をめぐる問題について質問したところ、子どもの頃の生活水準が引き継がれ、格差が「固定化しつつある」は51%で、「そうは思わない」の44%よりも多かった。豊かな家庭の子どもの方がよりよい教育を受けられる教育の格差が「広がってきている」は63%に達し、「そうは思わない」の32%を大きく上回った。 格差の問題をどうみるかは国会でも議論になり、安倍晋三首相は「格差が固定化されたものか、あるいは人々にとって許容範囲を超えているかが重要だ」と指摘していた。 今回の調査で、所得の格差が「広がってきている」は76%で、「そうは思わない」の20%を引き離した。2005年12月の調査でも「広がってきている」は74%で、今回も7割を超えた。 所得の格差が許容範囲内かについては、「許容できる範囲内だ」の46%と「行き過ぎている」の44