トルコで3月20日、Twitterへのアクセスが遮断された。国営アナトリア通信によると、人権やプライバシーの侵害があるとして同国裁判所がアクセスブロックを命じたという。エルドアン首相周辺の汚職についての情報がTwitterで出回っており、同首相が「Twitterを撲滅する」と宣言した直後の措置だ。 アナトリア通信によると、裁判所は違法とされたリンクを削除するようTwitterに命じたが、Twitterが応じなかったため、当局がブロックする措置をとったという。 米Twitterの公式アカウント「@policy」はトルコのユーザーに対し、SMSを使えば更新が可能だと呼び掛けている。 21日はTwitter8周年。最近「国境なき記者団」が発表した「インターネットの敵」リストにはトルコは含まれていない。 関連記事 米国が「インターネットの敵」に初認定──国境なき記者団 国境なき記者団が毎年発表する