来年6月にカナダで開幕するサッカーの女子ワールドカップで、試合が人工芝で行われることを不服として、世界の11チームの主力選手がFIFA=国際サッカー連盟などを提訴しました。 サッカーの女子ワールドカップは、24チームが出場して来年6月からカナダの6つの都市で行われ、日本代表「なでしこジャパン」が大会2連覇を目指します。 この大会で、試合が人工芝で行われることを不服として1日、世界の11チームの主力選手が大会を主催するFIFAと運営に当たるカナダサッカー協会をカナダ・オンタリオ州の人権裁判所に提訴しました。 訴えを起こしたのはアメリカ代表のフォワード、ワンバック選手や去年の年間最優秀選手賞を獲得したドイツ代表のゴールキーパー、アンゲラー選手のほか、日本のフォワード、大儀見優季選手などです。 訴えによりますと、選手たちは人工芝でのプレーはやけどなどのけがにつながるうえ、男子のワールドカップでは