今年のYAPC::Asia、いかがでしたか? 先日開催されたYAPC::Asiaはいかがでしたか? 筆者はあいにくそれほど多くのセッションに参加できたわけではないのですが、この連載ですでに取り上げたもの、まだ取り上げていないもの、そして前回原稿を書いたときにはまだ存在すらしていなかったものを含めて、有意義なセッションがたくさんありました。おかげさまで筆者も当面ネタに困ることはなさそうです。 とはいえ、あまりに旬なモジュールについては、情報の流れが速すぎて、のろまな筆者では追い切れませんので、今回と次回は、筆者が今年のYAPC::Asiaでもうひとつ発表しようかと思っていたネタをしっかりまとめておこうと思います。 ActivePerlの興隆 PerlはもともとUnixで使われていたさまざまなツールのよいところを集めて作られた言語です。だから、Perlのコマンドにはシェルやawk、Cに由来する
私は昔から「無限ランダムひどいアクションゲーム生成器」が欲しいと思っていた。 ゲームそれ自体を自動生成してくれる機械が欲しい。開発者はその機械が生成するゲームを遊んで良ゲーなら採用、クソゲーなら捨てる、その作業だけでゲームが作れる。夢の機械だ。 人が後で見て取捨選択する前提なら、出来上がるものの大半ではクソゲーでもいい。それよりも大切なのはゲームの持つルールというか、仕組みというか、ギミックというか、そういったものが十分なバリエーションを持って生成されること。似たようなゲームしか作られないのではつまらない。 これは2015年に書いたブログだが、それからおよそ10年経った今、高性能なAIチャットボットの力を得て、これが実現できるようになってきた。LLMの性能向上により、ゲームとしての独創性を持ったものすら作れるようになった。さらに重要なのは、プロンプトやファイルを通じて様々なコンテンツ制作に
先週に引き続き、今週はC言語以外の言語や開発をサポートするための、いくつかの機能を紹介します。 scratchバッファでEmacs Lispを使ってみよう ご存じの通り、Emacs LispはEmacsで使われているLispの方言です。EmacsはC言語で書かれたコア部分以外のほとんどがこのelispによって実装されており、ユーザはelispによってEmacsそのものを拡張することができます。 Emacsの設定ファイルである.emacsもelispのプログラムそのもので、Emacsは.emacsに書かれたコードを評価することで、設定を行っています。 といっても、そんなに難しいものではありません。Emacsを起動した時に、最初に開かれるバッファ *scratch* は、デフォルトでメジャーモードが lisp-interaction-mode になっており、このモードではelispの式をその場
2010年4月に出るのは…… 先日、いわゆるPerl 6の実装が2010年4月をめどにRakudo *(Rakudo Star)の名前でリリースされる、という記事が紹介されました。 そのネタ元となった記事を書いたパトリック・ミショー(Patrick Michaud)氏は、2009年4月17日のNordic Perl Workshopを皮切りに、2009年6月22日のYAPC|10(YAPC::NA)、2009年7月22日のOSCON、2009年8月4日のYAPC::EUと、立て続けにRakudoの発表を行い、そのまとめとして当該記事を掲載したのですが(ちなみにRakudo *の公開時期はすでにOSCONの時点で明言されていました)、その3日後にご本人によるフォロー記事が出ているように、この短い紹介記事では意図が伝わりにくい面もあったようです。 そこで、今回はRakudoとはどのよう
あだ名の多さは人気の証明? POEという名前にはあきれるほど多くの寓意がこじつけられています。もともとはPerl Object Environment「Perlのオブジェクト環境」の頭文字を並べたものですが、POEの公式サイトを見てみると、Edgar Allan POE「エドガー・アラン・ポー」に始まり(そう、POEは「ポエ」ではなく「ポー」(ないし「ポゥ」)と読みます)、Parallel Object Executor「オブジェクトの並列処理機」、Pathetically Over-Engineered「涙がちょちょ切れるほど作り込みすぎた」、Perl Obfuscation Engine「Perl難読化エンジン」、Perl Objects for Events「イベント用Perlオブジェクト」、Persistent Object Environment「永続オ
「モダンPerl」という言葉の流行 先日、国内有数のPerlハッカーである牧大輔氏が『モダンPerl入門』という書籍を刊行しました。 日本のPerlユーザーのハブサイトを目指しているperl-users.jpでも「モダンなPerl入門」と題して「古来から親しまれているPerl入門とはひと味違う、今風のPerl入門テキスト」を作ろうという動きがあります。 海の向こうでは、Perl 6の言語仕様の策定にたずさわっているクロマティック(chromatic)氏が「Modern Perl Books」というウェブサイトを開設して、「モダンPerl」についての考察を始めました。氏はその名もModern::Perlというモジュール[1]を公開して「モダンPerl」の啓蒙に努めています。 個人の主義主張に過ぎないのでしょうか? でも、この「モダンPerl」とはいったい何なのでしょうか。 字面から「今風の
型破りなアナウンサーとして名高い、ニッポン放送の吉田尚記アナが「本当に語りたい相手」と、結論を決めない熱いトークを繰り広げる月イチのトークライブ「#jz2 吉田尚記の場外ラジオ」がファーストシーズンの最終回を迎えました。 vol.12(2月27日開催)は、「enchantMOON」の開発元である(株)ユビキタスエンターテインメント代表取締役社長兼CEOの清水 亮さんがゲスト。トーク内容の一部をご紹介します。 吉田尚記(以下吉):清水さんはもともとプログラマーですよね? 清水亮(以下清):そうです。吉田さんもすごいプログラマーっぽい。 吉:本当ですか? 清:ドワンゴとかにいてもおかしくない。プログラマーの人って弾丸のようにしゃべるんですよ。僕もそうですが。 吉:確かに清水さんもダーッとしゃべりますね。 清:「I/Oが追いついてない」って言うんです。頭の中に言いたいことがいっぱいあって、それが
最初は「最近横暴だなー」とか思っていたけど、よく考えると、絶対時刻表記より相対時刻表記の方が理にかなっていると気づいた。 要するにタイムゾーンの問題。日本だとタイムゾーンがひとつしか無いからわかりにくいだろうけど、アメリカは複数ある。 例えば、「サンフランシスコからスマホを持ってニューヨークへ飛行機で移動、その間に中央部の友達がツイートを投稿、それをニューヨークで降りてから閲覧」というシチュエーションを考えると、「13:22」とかいう絶対時刻表記よりも「3時間前」という相対時刻表記の方がわかりやすい。だって、「13:22」って書かれても、その時刻がどのタイムゾーンなのか、仮にニューヨークだとしてもスマホの時刻設定が十分正確なのかは、いちいち確認しないといけない。新しいスマホは自動的にタイムゾーンをあわせてくれるけど、古い携帯や、簡素なノートパソコンだとあわせてくれない可能性がある。だったら
JavaScriptの変数のスコープをきちんと理解しているかクイズで確認してみよう -Javascript Scope Quiz
適宜追加します。 Pro Git 僕が読んだ Git の書籍の中では、一番分かりやすいと思いました。日本語版の書籍はありませんが、オンライン版が翻訳されています。 Pro Git 図解 Git Git の初心者が動作を理解するのにおススメ。 図解 Git こわくない git ブランチとマージの考え方がよく分かるスライド(@methaneさんから教えて頂きました)。 こわくない git あなたの知らないGit Tips 書籍には載ってない Tips の解説。知らないと損するかも。 あなたの知らないGit Tips ワークフロー、あるいはブランチング チームでブランチを使う際の取り決め。自分のチームで一から議論するより、すでにあるものを参考にしましょう。 git-flow github-flow Github Enterprise Github Enterprise は、企業内に設置して使うこ
スーパープログラマーへの道 過去ログリスト ちゅうーって、ReGetしちゃってください(笑) 第一回 DirectXは一夜にしてならず(開発言語探求篇) 第ニ回 DirectXは不毛なのねん(書籍探求篇) 第三回 DirectXはやめとけって(ライブラリ探求篇) 第四回 コモンプラットホーム構想(たんなる夢) 第五回 DirectX5は腐ってるんか?(不満ぶちまけ篇) 第六回 実はC言語ってよー知らんねん(ごめん俺が悪かったの巻) 第七回 バイナリ互換性は必要なのよね~ん(8x86はJavaをも超えるんか?) 第八回 だからC言語オタクって嫌いなのねん(Cマガの記事に横槍を入れるの巻) 上記の過去ログ 第九回 翻訳は金になる(コンパイラ作成のための準備体操) 第A回 ゲーム作成講座はいつんなったら始まるねん!(一読者の不満) 第B回 やねうらおからの挑戦状!(80862C) 第C回 インタ
To follow this article the reader should at least have a basic idea of how to use Vim and its command modes. Or if you are new to Vim, you can read my first blog to know how I came in to Vim and its fundamental differences with other editors. Here I'm trying to explain how to make the Vim more productive by adding some extra features through Vim plugins. After this setup the Vim would have most of
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