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2018年、韓国・平昌(ピョンチャン)で開催予定の冬季五輪に対し、内外から危惧の声が上がっている。ノウハウ不足や、気候の問題による設備の心もとなさなどが指摘されているのだ。 平昌は韓国の東北内陸部に位置、日本では、ドラマ「冬のソナタ」の舞台といえばイメージがわく人も多いだろう。山と雪に恵まれた「韓国一」のスキースポットだ。 降雪量は白馬の3分の1 ならば何の問題が――と思うだろうが、問題はこれがあくまで「韓国一」ということだ。2013年7月に発生した韓国人登山客遭難事故の際にも盛んに報じられたが、韓国には標高2000メートル以上の山がなく、さらに緯度の高さの割に雪があまり降らない。そのため、日本のようにあちこちにスキー場があるというわけでもなく、そうしたスキー場でも人工雪を使うところが多い。 それでも平昌は「マシ」なほうだが、冬シーズンの平均降雪量はだいたい250センチで、長野五輪の主要会
2020年のオリンピックとパラリンピックで使われる競技施設のうち東京都が整備する施設にかかる経費は、建築資材の上昇などから招致活動の段階よりも2500億円余り増える見通しであることが分かり、東京都は今後、計画の中身を精査していくとしています。 7年後の2020年に開催されるオリンピックとパラリンピックに向け、東京都は、バレーボールや競泳などが行われる10の競技施設などを整備する計画で、招致活動の段階で1538億円の整備費を見込んでいました。 ところが、開催決定を受けて都が施設整備や用地取得にかかる経費を改めて調べたところ2500億円余り増えて、4100億円余りになる見通しであることが分かりました。 このうちバレーボールの会場になる「有明アリーナ」やボートやカヌーの会場に予定されている「海の森水上競技場」などの施設については、建築資材の上昇や会場周辺の連絡通路の整備によって経費の増加が見込ま
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