大正時代の開業時の外観がよみがえった東京駅丸の内側で、コンピューターグラフィックス(CG)映像を投影する記念イベントが22日行われた。赤れんが駅舎に蒸気機関車(SL)や楽器が立体的に浮かび上がり、幻想的なムードをつくり出した。 テーマは「時空を超えた旅」。駅舎中央部の幅120m、高さ30mの部分をスクリーンに、46台の高性能プロジェクターで、音楽に合わせCGが映し出された。23日も午後8時から、1回10分の投影を3回行う予定。観覧は無料。 このイベントは「プロジェクションマッピング」という最先端の技術を用いて、正確に建物に高精細フルCG映像を投影するもので、NHKエンタープライズが制作した。西郡勲氏、長添雅嗣氏、TAKCOM氏、志賀匠氏、針生悠伺氏ら映像作家が制作、音楽監督には岩崎太整氏、総合演出はNHKエンタープライズの森内大輔氏が行っている。 東京駅丸の内駅舎は1914(大