電磁波音(でんじはおん)とは、ある現象にともなって放出される電磁波、特に大きな流星(火球)にともなって放出されるそれが観察者の周囲で音波に変換されることによってまれに聞こえるとされる音である。 エレクトロフォニック・サウンド (electrophonic sound) ともいう。 オーロラにともなって発生する音、さらに雷鳴とは別に雷光と同時に聞こえるとされる音も電磁波音ではないかとして議論されている。 以下、主として火球の電磁波音について取り扱う。 この火球にともなう音は、火球が流れるのと同時に音がすることが特徴である。 記録は古くからあり、体験者によるとこのような火球の音は、「シュー」といった連続したノイズ音、「パチパチ」という断続的な音、あるいは「パン」とはじけるような瞬間的な音だという。 流星は観察者から遠く、音速では数分の時間がかかることが普通なので、音波が流星から直接出ているとは