私は、子供の頃から、ファッションに疎く、着るものには無頓着でした。 お嬢様(最近は乱造されぎみ)は、何故、判で押したように、ルイ・ヴィトン柄のバックを持っているのか、なかなか理解できませんでした。 先日、エルメスのケリーバックが60万円もすると知って、衝撃を受けました。 ケリーバックは、モナコ王妃になったグレースケリーが愛用したバックだそうですが、そんな金があれば、あの銘柄が1000株買えるとつい考えてしまいました。 良い素材を厳選して、イタリアの一流の皮職人が、丹精こめて製作するのでしょう。 しかし、これはあくまで想像ですが・・・小牛の良質な皮、金具、職人への支払い・・・全部足しても、製造原価の売上に占める割合は少ないのではないでしょうか?贋物を作ろうとする気持ちも分かるような気がします。 若い子に人気のあるプラダの黒いバックの素材は、「ポコノ」とか言ってますが、あれは、確かナイロンの