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Switch 2
endy-tech.hatenablog.jp
お伝えしたいこと Pythonのvenvがどのような仕組みで動いているか気になったので、少し詳しく調べてみました。 ソースコードは読めないので、いつものようにドキュメント上の仕様を追いかけつつ、実機で検証してみました。 今回は、「興味のある方向け」のマニアックな記事です。 あまり興味のない方は、サマリのみご覧ください。 前提知識として、venvの基本的な使い方の理解が必要です。 お伝えしたいこと サマリ PATHの変更 ドキュメント確認 実機確認 Pythonの実行パスによってprefixを書き換える ドキュメント確認 sys.prefix site.py 実機確認 仮想環境に入る前 仮想環境に入った後 まとめ サマリ まずは要点を書きます。 これだけで十分かもしれません。 仮想環境ディレクトリ配下の実行ファイル (仮想環境/bin/*) を実行すると、以下の動きになります。 Python
お伝えしたいこと Fedora33以降では、ディスク上に割り当てたswap領域 (swapパーティション、swapファイル) をほぼ使わなくなりました。 代わりにzramと呼ばれるメモリ上の領域を使います。 もちろん、仕組み上ディスクを利用したswapよりもzramの方が従来よりもメモリ消費量は少し上がります。 しかし、zramに入るデータは圧縮される上、メモリなのでI/O性能が良くなることが期待されています。 メモリ容量の少ない環境においては、この圧縮機構によって寧ろメモリ容量を節約できてしまいます。 そんなzramを使ったswapの画期的な実装について、今回は簡単に触れたいと思います (※)。 (※) ちなみにWikipedia - zramによれば、zram自体は2014/3/30にLinux kernel 3.14でzramは安定していると判断され、メインラインにリリースされていま
SELinuxシリーズ 本記事は、SELinuxシリーズの1記事目です。 Linuxプロセスアクセス制御の概要 ←今ココ SELinuxの概要 SELinux Type Enforcement SELinuxの実践 (参考) SELinuxのRBAC、UBAC、MLS、MCS (参考) SELinux Module Policyのソースコード読解、ビルド 参考URL 1〜3記事目は、4記事目を理解するための前提知識をカバーしています。 4記事目が最も重要で、SELinuxの具体的な操作方法やコマンド、トラブルシューティング手順を紹介しています。 5記事目以降は参考情報です。 SELinuxの関連記事は、SELinuxタグから探せます。 一連の記事はFedora環境を前提として書いています。 FedoraやRHELに類するディストリビューションであればほぼ同等の挙動になると思いますが、他のデ
お伝えしたいこと Fedora33以降で、/etc/nsswitch.confのhosts行のデフォルト値が変わりました。 その変更に伴ってLinuxの名前解決の挙動がどのように変わったかを記事前半の#サマリで紹介します。 また記事後半の#Name Service Switch以降では、Name Service Switchの概要と/etc/nsswitch.confファイルの読み方を紹介します。 お伝えしたいこと サマリ Fedora33以降 Fedora33以前、RHEL7、RHEL8 Name Service Switch /etc/nsswitch.confの読み方 基本構造 service specifications files myhostname dns resolve (参考) mdns4_minimal (参考) sss action getent (参考) その他のD
前の記事 Fedora33以降より、systemd-resolovedがデフォルトで利用されるようになりました。 /etc/nsswitch.confがどのように変わったのか、記事の中で見比べます。 /etc/nsswitch.confがどのように変わったかについては、冒頭のサマリに書いてあります。 残りは参考情報です。 endy-tech.hatenablog.jp お伝えしたいこと Fedora33以降で/etc/resolv.confに代わってデフォルトのDNSクライアントとなったsystemd-resolvedについて概要を紹介します。 従来の/etc/resolv.confと比較して、systemd-resolvedは以下の特徴を持ちます。 モダンなDNS機能に対応する D-Bus APIに対応し、NetworkManagerなどと連携して動作できる 名前解決結果をキャッシュでき
引用元: linux-kvm.org はじめに LinuxでVMを作るにあたり、KVM (Kernel-based Virtual Machine) を使うことにしました。 ※使い始めた理由については、#(参考) KVMを使い始めた理由に書きました KVMを使ってみると、初期設定時に以下のようなもやもやに当たりました。 導入すべきパッケージがよくわからない (必須のもの、任意のもの、いくつかの選択肢から選ぶものが混在している) KVMの動作要件であるVT-x/AMD-Vが何なのかわからずもやもやする KVM周りのコンポーネントが色々あるが、それぞれ何をしているのかわからずもやもやする 本記事は、KVMの導入や使い方紹介に先立って上記の理解を深め、多少なりとももやもやを晴らすことを目的としています。 他記事と比較して、わかりやすさと網羅性を重視して書きましたので、ぜひご覧いただけると嬉しいで
引用元:timeshift_black_bold.png お伝えしたいこと Linux のお手軽なシステムバックアップツールであるTimeshiftについて紹介します。 Timeshift の公式情報は、基本的にGitHubのREADMEに全て書いてあります。 https://github.com/teejee2008/timeshift 紹介しているコマンドは、Fedoraを基準にしています。 他のディストリビューションをお使いの方は、上記READMEを参照しつつ、主にインストールコマンドの部分を適宜読み替えてください。 お伝えしたいこと Timeshift とは 基本機能 バックアップ方式 Rsync BtrFS 定期バックアップ インストール 初期設定 Type Location Schedule Users Filters Misc 設定完了 バックアップ手動実行 過去の状態への復
引用元:linux-kvm.org 前の記事 前回はKVM, QEMU, libvirt の概要について紹介しました。 endy-tech.hatenablog.jp お伝えしたいこと 本記事では、KVM+QEMUによる仮想化システムのインストール手順と、libvirt CLI (virt-install, virsh) によるVM作成手順を紹介します。 その後、KVMが本当に正しく構成されているのかを確認する手順と、正しく構成されていなかった場合の対処法について紹介します。 libvirtベースのCLI/GUIツールの概要については、前の記事のlibvirt を利用している製品を先にお読みください。 libvirt ベースのGUIツールについては、次の記事で紹介します。 QEMU、KVM、libvirt のインストールは非常に簡単です。 ただ、libvirtの初期設定、使い方、KVMが動
お伝えしたいこと Linux では、しばしば 音が出ない... といったトラブルが発生します。 原因は非常にたくさんあり、正確に全てを切り分けることは困難を極めます。 今回は、私が NUC10にFedoraを導入したときに、イヤホンジャックから音が出ず、マイクも使えない問題を解消した 経験を元に、トラブル解消に役に立つ情報を紹介したいと思います (もちろんNUC10以外の方にも役立ちます)。 トラブルシューティングの記事なので、思考の過程も記載したので記事が長くなっていますが、ご了承ください。。 ただ、音声周りの問題は根が深いようですので、実際にトラブル踏んでしまった方はこの記事と同様に原因を切り分けて行くのが良いかと思います。 本記事の解説中に、ALSAやPulseAudioといった専門用語を連発します。 これらについて先に知っておきたい方は、先に(参考) PulseAudioって何?を
※今回は雑談です。 メインPCの故障 買い替えの決意 新しいPC、NUC そして... Linux PC構築関連リンク集 次の記事 メインPCの故障 10年間動き続けてきたデスクトップPCが先日壊れました。 作業の合間に離席して、戻ってきたら画面が真っ暗。 キーボードやマウス操作を一切受け付けなかったので電源ボタン長押しして再起動。 その後何度試しても通常起動、スタートアップ修復共に、起動画面の途中で固まってしまいました。 そしてついに、何度も試す間にBIOSすら起動しなくなりました。 電源を投入してもファンが回るだけ。。。 多分ですが、マザーボードか電源モジュールが壊れたのでしょう。。 買い替えの決意 ...実は、PCが故障する直前にこんな記事を見ていました。 tekunabe.hatenablog.jp あの金魚の方がサーバを買うのか...どれどれ。 ESXi動作可能 (※非公式)、メ
本記事で紹介すること 本記事では、nmcliによるネットワーク設定変更コマンドを紹介します。 ネットワーク構成図、実行コマンド例、オプション説明の順にひたすらユースケースを紹介していきます。 nmcliとは何か、基本的なコマンド体系の説明については下記記事にまとめてあります。 まだの方は、先にこちらをお読みください。 endy-tech.hatenablog.jp 記事が長いので、目次からジャンプして目的の設定例を確認する読み方がオススメです。 本記事で紹介すること 共通のオプション IPアドレスの設定 構成図 nmcliコマンド例 (補足1) セカンダリIPアドレスの設定 (補足2) IPアドレスの削除 nmcliコマンドオプション 疎通確認 (参考) スイッチ側の設定手順 デフォルトゲートウェイの設定 構成図 nmcliコマンド例 (補足1) デフォルトゲートウェイの削除 nmcliコ
前の記事 「そもそも仮想化って何?」という方は、先にこちらをご覧ください。 endy-tech.hatenablog.jp 本記事で紹介すること 本記事では、VirtualBoxを使いこなすうえで必要となる、基本概念を紹介します。 仮想化の基礎知識と、VirtualBoxの仮想ネットワークを中心に紹介します。 具体的な操作手順は別記事に譲り、ここでは概念を紹介します。 前の記事 本記事で紹介すること VirtualBoxの概要 VirtualBoxとは サーバー仮想化とは VirtualBoxの仮想ネットワークについて サマリ NAT 説明 論理構成 設定方法 ホストオンリー 説明 論理構成 設定方法 内部ネットワーク 説明 論理構成 設定方法 NATネットワーク 説明 論理構成 設定方法 ブリッジアダプター 説明 論理構成 設定方法 最後に VirtualBoxの概要 VirtualBo
本記事で紹介すること nmcliコマンドの基本的な使い方を紹介します。 nmcliコマンドによるIPアドレス設定、ゲートウェイ設定、DNSクライアント設定などの応用的なコマンド例については、以下の記事で紹介します。 endy-tech.hatenablog.jp ipコマンドについては、本記事の後半で概要のみ紹介します。 本記事で紹介すること nmcliの概要 (参考) NetworkManager関連ツール DeviceとConnection Deviceの説明 Connection の説明 Device と Connection のまとめ nmcli コマンドの基本的な使い方 コマンドのヘルプ helpサブコマンドを利用する方法 bash-completionを利用する方法 manを参照する方法 設定確認 設定の変更/反映 Connection をDeviceから紐付け解除する Con
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