特にデータなどなく印象ベースなのだが、シンガポールでは重要なイベントのときに雨が降らないような気がする。F1とかNational Day Paradeとか。特に根拠はないわけだが、そもそもそんなことって可能なのだろうかと思い、この本を読んでみた。 気象を操作したいと願った人間の歴史posted with amazlet at 13.03.23ジェイムズ・ロジャー・フレミング 紀伊國屋書店 売り上げランキング: 333,564 Amazon.co.jpで詳細を見る 気象を操作する小説の紹介に始まり、雨を降らすことを請け負う詐欺師「レインメイカー」「レインフェイカー」、様々な気象制御の構想や試みなどを紹介した本である。地球温暖化対策として挙げられる荒唐無稽な案は今に始まったわけではなく、ずっと昔から続いていたようだ。 本書で私は、神話的過去から現在までつづくアイディアの喜劇を披露する。そこに共