フジテレビは27日、東日本大震災から1年後の今年3月11日をどう過ごしたか、一般の人が撮影した映像を世界中から募集し、リドリー・スコット監督らとともにドキュメンタリー映画を製作すると発表した。今秋から日本など世界で劇場公開する。 故郷の仙台で多くの友人を失った同局の早川敬之チーフプロデューサー(40)が「メディアの人間として何かできないか」と自問する中、世界から映像を募って同監督らが作った映画「LIFE IN A DAY」を知った。同監督に手紙を送ったところ、共感を得たという。同監督は映画「エイリアン」などで知られ、弟のトニー・スコット監督も参加する。 タイトルは「Japan in a Day」で、フジが11日に撮影した映像も織り交ぜる。リドリー監督は「日本人の日常や希望、恐怖や夢が垣間見られる」と期待を寄せている。 映像は同局と動画投稿サイト「ユーチューブ」それぞれの特設サイトで、3月2