先日掲載された「『iPhone』がもうかる本当の理由」という記事を読み、分業化の弊害について考えさせられました。この記事では、iPhoneを例に米Apple社が高収益である理由をプリベクト代表取締役の北山一真氏が解説しています。それによると、Apple社は製造をEMS企業に委託するファブレス化(製造の分離)によって利益を確保しているように見えますが、実際には最もお金が掛かる切削加工機やレーザー加工機は自社で投資し、固定費をうまくマネジメントすることで高収益を実現しているというのです。 固定費マネジメントに秀でているApple社は、投資した設備を使い倒すために、製品の使い勝手などを妨げない範囲で「もうかる設計」(プロフィタブル・デザイン)を徹底しています。例えば、iPhoneの世代が変わっても画面サイズがなかなか変わらなかったのは、そのことも理由の一つだと北山氏は推測しています。一方で、固定
小田嶋さんの「ア・ピース・オブ・警句」が月曜に更新されていたので驚いた。 というわけで東京五輪招致が成功してしまったので、なにか書かねばの娘になっている。……まあ、なんというか、このニュース、コラムの切り口としては、いくらでもあるように見える。 純粋にスポーツ観戦の立場から。 そもそも賛成なのか反対なのか。 経済効果はほんとうにあるのか。 福島汚染水の問題。 招致成功を国民総意の慶事のように扱う報道。 都内でこれから起こりうるさまざまな影響や規制への懸念……。etc. オタクネタだけにしぼっても、ウルトラQ「2020年の挑戦」のケムール人、震災後の湾岸復興がバックボーンの「機動警察パトレイバー」、そしてまさに2020年東京オリンピックを描いている『AKIRA』、と材料には事欠かない。 だが、語るべきことが多すぎる出来事というのは、かえって論点や視点がぼやけてしまう。そもそもマンガ家が経済問
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