○ マンガでわかる小説入門(すがや みつる, 横山 えいじ:著) いわゆる文壇の歩き方的な本ではなくて、本当に小説の書き方と小説を書く人の一生のようなものまで書かれていて面白い。さまざまなジャンルの小説が存在していて、それの善悪を定めるようなお仕着せがましい内容ではないのが秀逸。このジャンルにはこの年齢層の客が存在していて、それが群雄割拠している状態や、あるエリアで名前が出た書き手は読者を連れてほかのエリアに連れて行けないという身につまされる(笑)現実までしっかりと描写されていて満足した。 書き手や書き手志望が読む本というだけでなくて、本を良く読む人が、より舞台裏を深く知るためのガイドとしても良いのではないかと。返本された本の行方とかね。久しぶりに何度か読み返したくなる本、そんで何度か読み返した本でありました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/