スイスの研究機関は、世界各国の社会進出をめぐる男女格差について調査した結果を発表し、日本は、政治や経済の分野で格差が大きいとして前の年より3つ順位を下げて、過去最低となる114位に後退しました。 1日公表されたことしの調査結果によりますと、調査対象となった144か国のうち、男女の格差が最も少ないとして1位に選ばれたのは、9年続けてアイスランドで、次いでノルウェー、フィンランドなど北欧諸国が上位を占めました。 一方で、日本は健康の分野で高い評価を受けたものの、政治や経済の分野では、女性の政治参画が少ないことや男女の収入格差などが影響して前の年より3つ順位を下げ、G7=主要7か国の中で最も低く、過去最低となる114位に後退しました。 このほか主な国では、フランスが11位、ドイツが12位、イギリスが15位、アメリカが49位、中国が100位などとなっています。 世界各国の男女の格差について、研究機