「原爆の日」を迎えた6日、広島市で開かれた平和記念式典での石破茂首相のあいさつが話題を呼んでいる。 X(ツイッター)上では「自分の言葉で語っている」と称賛する声が相次ぎ、専門家も「戦後80年にふさわしいメッセージだ」と高く評価する。 過去の首相あいさつとどう違うのか。2020年の安倍晋三首相、21年の菅義偉首相、22年の岸田文雄首相のあいさつと比較すると――。 「過去3人のコピペ原稿と違う」 平和式典は午前8時に始まった。原爆投下の8時15分に参加者らが黙とう。松井一実・広島市長の平和宣言、地元の小学生による「平和への誓い」に続いて、石破首相があいさつに立った。 石破首相は終始、手元の紙に目を落としながら、約5分間にわたってスピーチした。 インターネット上でも全文が公表されると、SNS(交流サイト)上で内容を評価する声が相次いだ。 <内容や言葉選びはすごい良かった。最後に短歌を引用したとこ
