ミカン果汁やみかんジュースで白米を炊き上げた「みかんご飯」。学校給食での悪夢をご記憶の方も多いのではないだろうか。自分が通った学校では、給食を食べきるまで昼休みはお預けのルール。いわく言いがたい味で多くの児童生徒を震撼(しんかん)させた「給食のモンスター」が商品化されたと知り、調査に乗り出した。(三津田媛琳) 🍊恐怖の100%再現 「あいさと」が愛媛の観光地などで販売している「みかんごはん」のパッケージ裏面。みかんご飯について山下社長のエピソードを交えて紹介している 商品化したのは松山市に本社を置き、四国4県の土産品などを製造・販売する「あいさと」。「愛媛の『変わった文化』を後世に残したい」と山下大介社長(53)が発案した。 山下社長がこだわったのは、恐怖の100%の再現だ。試作段階でイヨカンの果汁を加えると「これこれ」という味になった。ただ社内からは「まずくてクレームがくるのでは」「腐
スーパーマーケットやコンビニでは「プラスチック容器に入れたまま電子レンジで加熱できる食品や弁当」が販売されているほか、調理した料理をプラスチック容器に入れて保存している人もいるはず。新たに、アメリカのブラスカ大学リンカーン校で土木環境工学科の博士課程に在籍するカジ・アルバブ・フセイン氏らの研究チームが、「規制当局に承認されたプラスチック製の食品容器を電子レンジで加熱すると、膨大な数のプラスチック粒子が放出される」という実験結果を発表しました。 Assessing the Release of Microplastics and Nanoplastics from Plastic Containers and Reusable Food Pouches: Implications for Human Health | Environmental Science & Technology ht
宮城県気仙沼市のふるさと納税の昨年度の寄付額が過去最高の49億3900万円に上り、東北の自治体で1位になったことが総務省のまとめで分かった。返礼品を充実させたほか、寄付申請の窓口となるポータルサイトの拡充や工夫を図ったことが要因という。
独特の臭みで敬遠されがちな「ホヤ」。生産量が全国1位の宮城県では、品質保持と鮮度管理を徹底し臭みのないものを「ほやの極み」として認定し、普及に取り組む。 名古屋市で飲食店11店舗を展開するアコラグループは、宮城への視察の際に「ホヤ」のおいしさに衝撃を受けイベントを企画。和食業態の「鮮魚とおばんざい」「魚河岸酒場FUKU浜金」の8店舗で8月1日から31日までの期間限定で「ホヤフェア」を開催している。 アコラグループは03年に1号店を出店、「家庭料理の一歩上」をメニューコンセプトに和食、洋食、焼肉などの業態で店舗を展開している。 夏に旬を迎える「ホヤ」は、水揚げしたては臭みやえぐみがなく、甘味・うま味が芳醇で栄養価も高く美容・健康に良い食材だという。ただ、水揚げから時間が経つにつれて無臭の成分をクセのある成分に変えていく特性があり、鮮度低下や暑さ、ホヤが苦手な真水が原因で臭みが発生するとされて
県内ではことしクロマグロの水揚げが大幅に増えていることから、岩手県は年間の漁獲可能量を超えないように設定している「5%の留保枠」を近く撤廃し、漁獲可能量の上限まで水揚げを認める方針を固めました。 クロマグロの漁獲量は、資源の保護のため、国によって過去の実績にもとづいて都道府県に振り分けられています。 今年度の岩手県の漁獲可能量は64.9トンですが、県によりますと、4月だけですでに51.7トンと去年の同じ時期の12倍となり年間の漁獲可能量の8割近くに達しています。 水揚げが漁獲可能量を超えると次の年の量が少なくなる罰則があるため、県は漁業者に対して4月以降に水揚げの自粛を要請していて、5月からは水揚げされていない状態です。 こうした中、県は漁業者からの要望を受けて、漁獲可能量を超えないように設定していた「5%の留保枠」を撤廃し上限まで水揚げを認める方針を固めました。 岩手県水産振興課は「11
4年ぶりに開催決定!Shipsmast×スポニチコラボShipsmastCUP2023レディース鮪チャレンジ!! 2023年度 Shipsmast×スポニチコラボ 女性限定釣りイベント第四弾。 最後のイベントとなる今回は、4年ぶりに女性だけのマグロ釣り大会「レディース鮪チャレンジ」が 2023年9月24日(日)相模湾の平塚・庄三郎丸で開催決定となりました!! エントリーを開始しておりますので、この機会にぜひご参加ください! このイベントは2018年に世界初となる女性限定マグロ釣り大会として注目され、2019年には二回目を開催。 マグロ、カツオを釣り上げる女性アングラーたちが、男性顔負けに奮闘する姿や競い合う勇姿が話題となりました。 男性でも難しいとされる大物釣りですが、第一回目のレディース鮪チャレンジの優勝者は、釣りを始めてから半年あまりのアングラー。「大物釣りは手が出しづらい…」と思って
浜名漁協(浜松市西区)は八日、深刻な不漁が続くアサリを保護するため、一般市民による採捕期間を三月から八月末までに限定し、産卵期を含む九月から二月末までの採捕を禁止すると発表した。これまでは年間を通じて採捕可能だった。また一日当たりの採捕量は従来の一人二キロから半減の一キロ以下に制限し、湖内での資源量確保を目指す。 八日、漁協で開いた会見で明らかにした。干潮時の水際から沖合五メートルまでの採捕場所や、殻長二センチ以下の採捕禁止、素手もしくは幅十五センチ以下の熊手、シャベル等の使用徹底も呼びかけている。漁協によると、アサリの採捕ルールの変更は約二十年ぶり。渥美敏組合長は「浜名湖の恵みを今後も共有...
三陸沖の7月の海中水温が平年と比べ、最大で10度高かったことが気象庁の調査で分かりました。1993年に調査を始めてから最も高い記録です。気象庁は黒潮が三陸沖まで北上したことが原因とみています。 気象庁は7月、海洋気象観測船「凌風丸」で、三陸沖で4日間にわたって海中の水温や海の流れを観測しました。 海面から深海800メートルまでの水温を調べたところ、400メートル付近の水温が約15℃と平年より10℃ほど高かったということで、1993年に調査を始めてから平年との差が最も大きくなりました。 どの深さでも平年より水温が高くなっているということです。 この原因について、気象庁は東シナ海から房総半島沖まで太平洋側の沿岸部を流れる暖かい「黒潮」が三陸沖まで北上したことだとみています。 東北地方ではこの夏、「やませ」という風による霧などの観測が例年より少なくなっていて、「すでに気象に影響を与えているかもし
三陸沖で海の中の水温が平年より10度も高い海域があるなど、海水温が記録的に高くなっていることがわかりました。 先月、気象庁の海洋気象観測船が行った観測で、三陸沖の水深300メートルの海水温はおよそ17度と、平年と比べておよそ10度も高かったことがわかりました。 この原因について、気象庁は、北上する暖流の黒潮は通常、房総半島付近で陸地から離れるものの、今年の春以降、陸地から離れずに黒潮が関東と東北地方の太平洋沿岸を沿うようにして北上しているためとみています。これは、1979年以来の珍しい現象だということです。 気象庁は、海洋環境が変わったことによる水産資源の分布の変化や天候への影響が懸念されるため、観測を続けるとしています。
大日本印刷(DNP)は愛媛大学と共同で養殖魚の飼料となる幼虫を自動で飼育する装置を開発する。2024年3月末までに最初の試験プラントを愛媛県内に造り、26年3月末にも幼虫を粉末状に加工して年間約100トン出荷する目標だ。主な養殖飼料である輸入品の魚粉の価格が高騰する中、国産で安定供給できる体制を築く。飼育するのはカブトムシの仲間であるチャイロコメノゴミムシダマシの幼虫「ミールワーム」。肉や魚と
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