総務省は、Google マップの「ストリートビュー」に対して、サービスを使った人権侵害を防止するため、プライバシー保護など必要な措置を取ることをGoogleに求める方針を決めた。同省の研究会がこのほど提言をまとめた。 研究会では、ストリートビューが「個人情報保護違反にあたらない」とする見解を2009年6月に示していたが、必要に応じて削除依頼に対応するなどの体制を求めていた。 しかしその後、ストリートビューの画像を二次利用してプライバシーを侵害しているサイトが存在するなどの報告が寄せられたため、総務省は、二次利用を阻止するための技術的措置の検討や公開画像の悪用禁止の周知徹底などの対応策を新たにGoogle側に求めることを決定した。