入社までに「浮気」はさせない ≪後編≫:有能社員をとらえよ、手放すな! デキる逸材の「獲得術」(1/2 ページ) SNSを生かすために 「内定者間の交流促進と会社側からの連絡手段として活用すること」を目的として設置されているワイキューブの内定者SNS。2006年入社組(35人)に用意したとき、社員で参加したのは人材開発室の2人だった。その一人である箱崎修一氏は、内定者同士のやり取りには入らないようにしていたものの、毎日全員の書き込みに目を通し、活性化させるためにコメントだけは満遍なく寄せた。 そのコメントも、「プラス志向」で書き、やり取りを続けられるように配慮した。また、週に2、3回は一個人として日記もつけた。気を付けたのは、仕事に関連する話を避け、自分の意見を強く出しすぎないようにすること。「ハードルを下げて『距離感』を出さないようにした」(箱崎氏)という。そこに内定者がコメントをくれれ