Googleは2015年3月からベータ版として提供していたNearlineの一般提供を7月に開始した。このサービスはデータストレージにおける第3の階層と位置付けられ、Google Cloud Platformの既存サービスである「Durable Reduced Availability(DRA)Storage」よりもレスポンスが低いながらも低コストで提供されている。なお、GoogleはNearlineのリリースにともなうプロモーションとして、3カ月以内に少なくとも1ペタバイト(1000テラバイト)のデータを転送すると約束した新規顧客に対して、6カ月間無料で最大100ペタバイトのストレージを提供している。 同社のクラウドストレージ製品群に追加されたこの第3の階層を用いることで、IT部門は今すぐ必要なストレージ容量に応じてプロビジョニングできるようになり、クラウドのデータストレージにかかる費用