――ユーザー層が幅広くなったというのは、具体的にどのような人たちがソーシャルゲームに入ってきたのですか。 守安氏：これまでMobageは10代の中高生を中心に広がって、そこから徐々に20代、30代、40代と上の層に拡大し、より中高年層に受け入れられるようになってきたのが現状です。また、ソーシャルゲームのマーケット自体も非常に大きくなり、ある意味ニッチな層を狙ったタイトルでも一定数のユーザーを確保できるようになったため、さまざまなユーザー層をターゲットにしたタイトルを出しやすくなったということも、ユーザー層を広げるのに貢献しました。 これはファン層が明確な『ガンダム』のようなタイトルに限ったことではありません。我々が想像しないような、かなり“濃い目”のタイトルでも、結構な数のユーザーに遊んでもらえるマーケットとして成立しています。 中でもすごく濃いユーザーに人気なのが、バンダイナムコゲームス
