安倍総理大臣は、衆議院予算委員会の閉会中審査で、破棄したとされたPKO部隊の日報を陸上自衛隊が保管していた問題について、稲田防衛大臣が主導して徹底的な調査を行い再発防止を図る必要があるとして、稲田大臣を罷免する考えは無いと強調しました。 これに対して安倍総理大臣は「国民の疑念を解消するため、防衛監察本部で特別防衛監察を行っているところであり、独立性の高い立場から、厳正かつ公正に徹底的な調査を行うことにより、早期に事実関係の全容解明を行い、説明責任を果たしていく」と述べました。 そのうえで安倍総理大臣は「閣僚の任命責任はすべて総理大臣たる私にあり、私自身、真摯(しんし)に受け止めなければならない。稲田大臣には、引き続き日報問題について徹底的な調査を行い、改めるべき点があれば大臣の責任で徹底的に改善し、再発防止を図ることによって、その責任を果たしてもらいたい」と述べ、稲田大臣を罷免する考えは無