山口県の最北端に位置しており、萩市沖北北西約45キロメートルの日本海上にある。 県内最北端ではあるが対馬海流の影響で瀬戸内側よりも平均気温が高く[注 1]、県内では最も暖かい地域の一つとされる。冬は7.4℃(萩では5 - 6℃)と県内では類を見ないほどに暖かく、夏の気温は24.9℃(萩では26℃)と、県内の内陸山間地を除くと瀬戸内や北長門海岸域よりも低く過ごしやすい。ただし、冬の季節風が直接あたるため、体感温度はかなり厳しい。強風は県内でも多い方だが、自然災害としては干害の方が多い「裏日本」型の気候である[1]。 なお、温暖な気候から海中では様々な種類の熱帯魚や珊瑚などを目にすることが出来る。また、冬にはシャチの目撃情報も報告されている[2]。 本土からは天候の良い晴れた日に、沖合いにうっすらと浮かぶ見島を見ることが出来る。一説によると三つの島が並んでいるように見えたことから三島と呼ばれた
