アメリカのオバマ大統領は、国交正常化交渉を続けてきたキューバと、54年ぶりに正式に国交を回復し、双方の首都に大使館を再開すると発表しました。 このなかで、オバマ大統領は「アメリカは、キューバとの国交を正式に回復し、大使館を再開する。歴史的なことだ」と述べました。 両国は今月20日以降、首都ワシントンと首都ハバナで、双方の大使館を再開する方針です。 これにより、アメリカとキューバの両国は1961年以来、半世紀以上にわたって断絶していた国交を正式に回復することになり、歴史的な節目を迎えます。
エイズウイルスが妊娠した母親から子どもに感染する母子感染について、WHO=世界保健機関は、キューバが世界で初めて撲滅に成功したと発表しました。 キューバでは、WHOと政府が協力して、こうした母子感染の防止に取り組んでいて、すべての妊婦が早い段階でエイズウイルス検査や薬の提供を受けているということです。また、無料で帝王切開による出産や母乳の代用品を利用できるということです。 その結果、母子感染の割合を2%以下におさえることに成功し、WHOは30日、世界で初めて母子感染の撲滅に成功したと発表しました。エイズウイルスに感染し出産したキューバ人の女性は、「娘が健康に産まれると聞いて、妊娠を選びました。出産後1年半の検査の間、娘が感染していないかどうか不安でしたが、娘には感染せず、健康に産まれてくれて幸せです」と話していました。 WHOは、キューバで成功した背景には、国策として、国民皆保険の医療制度
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