海上自衛隊が、アメリカやオーストラリアなどアジア太平洋地域各国の若手の海軍士官と、安全保障について意見を交換する会合が15日から東京で始まり、中国や韓国の海軍からも合わせて3人が参加しています。 会合は、海上自衛隊がアジア太平洋地域の各国海軍との交流を深めようと、去年から開いています。 会合にはアメリカやカナダ、それにオーストラリアなど、合わせて19か国から20人の若手の海軍士官が参加し、中国や韓国からも、合わせて3人が出席しています。 15日は東京・目黒区の海上自衛隊幹部学校で開会式が行われ、山本敏弘副校長が、「顔を合わせて話し合うことで相互の理解を深め信頼関係の構築につながると信じている」と話しました。 参加したメンバーは、10日間の日程で、主に災害救援や人道支援、それに海の安全を守るために、アジア太平洋地域の各国が、どのような協力関係を築くことができるか、意見を交換することにしていま