◆◆◆ 色情因縁に苦しみ自殺未遂3回!? 佐々井秀嶺(84歳)というインドにいる日本人僧の名前を私が聞いたのは、今から5年前のことだ。たまたま、佐々井氏の支援団体の方から「一時帰国中の佐々井氏を取材しないか?」とお話をいただいた。おそらく現地で住職の傍ら井戸掘りや学校建設などのNPOでもしている優しいお坊さんであろうと想像しながら、ネットや本で佐々井氏について調べ始めた。 すると、思いもよらない強烈なキーワードに思わずパソコンの画面を二度見してしまった。何しろ、「性欲が強すぎて童貞喪失11歳」から、「生死をさ迷いヘビの心臓を飲み続け復活」、「色情因縁に苦しみ、自殺未遂3回」、「倒れた先の寺で救われ僧となる」、そして「タイの寺院で三角関係のもつれから女にピストルを突き付けられ」、インドに逃げたという。 それだけでも漫画のような半生だが、インドに渡ってからどうなったのか。「龍樹菩薩のお告げを聞