■ アキバにカレーショップが多いワケ 1.5キロメートル四方の秋葉原エリアには20店を超えるカレーショップが集中しているが、そもそも、なぜ秋葉原にカレー店が多いのか。いくつか説がある。一説では、インド人技術者を受け入れていたアメリカで、2001年にITバブルがはじけて以降、多くのインド人技術者が日本に流入。電気街にインド人が多く集まるようになり、その影響でカレー店が増えたという説。また他の説では、「カレーのスプーン1本、片手で食すことができる」という点が本を読みながら食事をしたい読書家にウケ、書店街である神保町にカレー店が多数出店。隣接区であるアキバにもカレー屋が増えたというもの。そのほか、「ぱっと出てきて、さっと食べられ時間をかけずに食事ができる」点がアキバに訪れる人々のニーズと合致し、出店が多くなったという説がある。 そんな秋葉原ではインド系の本格派からチェーン系列の庶民派まで、バリエ