横浜のブレント・リーチ投手(28)が、福島原発の事故などを理由に再来日を拒否していることが1日、分かった。大型左腕のリーチはドジャース傘下3Aから今季横浜に入団。先発投手として期待されていた。球団によると3月16日に米国へいったん帰国。23日に再来日の予定だったが、家族が日本でのプレーに反対しているという。 日本プロ野球組織は1日、リーチを制限選手として公示した。制限選手は1998年末の野球協約改正で導入され、今回が初の適用。個人的理由などによって野球活動を休止した選手に適用され、海外を含め他球団でプレーできない。球団側は復帰までの年俸支払いを停止できる。