昔の人が考えた「世界の終わり」 ぼくは子どもの頃、本気で1999年に世界が終わって自分も死ぬと思っていました。 当時よくテレビでノストラダムスの特集をやってたからかもしれませんが、漠然とした恐怖感があったのを覚えています。 最近だとマヤ暦が2012年に終わるからという理由で、2012年地球滅亡説が話題になって、ぼくと同じように恐怖に怯えた子どもたちも多かったことでしょう。 このような「◯◯年地球滅亡説」は実は太古の昔からあり、史上多くの子どもや大人をビビらせてきたのでした。 ということで、今回はこれまで唱えられてきた「世界の終わりの予言」をピックアップします。 1. 紀元前634年 「 ローマは建国120年で滅びる」伝説 伝説によるとローマの建国は紀元前753年ですが、ローマの人々は建国120年で国が滅びると信じていたらしいです。 当時のローマは王政で、第三代国王トゥッルス・ホスティリウス