政府の教育再生実行会議(座長・鎌田薫前早稲田大総長)は高校在学中に聴講した大学の授業について、進学先の大学が卒業単位として認定するよう提言する方針を固めた。高校と大学の在籍期間を柔軟にすることで、学力や意欲に応じて留学などの選択肢をとりやすくし、多様な人材の育成につなげる狙いがある。同会議は6月上旬にも菅義偉首相に提言を手渡す。文部科学省はこうした取り組みを進める大学や高校の支援策を検討する。
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