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絶版本に関するエントリは37件あります。 図書館書籍 などが関連タグです。 人気エントリには 『絶版本、ネット閲覧5月から 国会図書館サイトで可能に | 共同通信』などがあります。
  • 絶版本、ネット閲覧5月から 国会図書館サイトで可能に | 共同通信

    Published 2022/01/16 16:59 (JST) Updated 2022/01/16 17:17 (JST) 絶版本など入手困難となっている貴重な書籍や資料をインターネットで閲覧できるサービスが、5月から国立国会図書館のウェブサイトで始まる。現在は同館や他の図書館に足を運ばねばならないが、自宅のパソコンやタブレット端末でも見られるようになる。 国会図書館が保有する「入手困難資料」のうち、電子データ化が済んだものが対象。漫画や商業雑誌などは除外される。本人確認のため身分証明書を示し、個人として同館の利用登録をすることが必要となる。サービス開始当初は閲覧機能しかないが、不正コピー対策を講じた上で来年1月には印刷できるようにする予定。

      絶版本、ネット閲覧5月から 国会図書館サイトで可能に | 共同通信
    • 元司書が語る! 国立国会図書館の絶版本「読み放題解禁」がスゴい

      『独学大全──絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』著者の読書猿さんは昨年「独学」「執筆」に加えて「復刊」をライフワークとしていくことをTwitterで宣言した。この連載「読書猿が推す『良書復刊』プロジェクト」では、読書猿さんが推す復刊本や、復刊に関係する話を紹介していく。 2022年5月19日より、国会図書館による「個人向けデジタル化資料送信サービス」がスタートする。ごく簡単に説明すると「国会図書館デジタルコレクション所蔵の絶版本や雑誌が、自宅で読み放題になる無料サービス」だ。読書猿さんは、このニュースは全国の独学者にとっても福音であると話す。今回は、元司書でレファレンス担当だった書物蔵さんを対談相手に迎え、同サービスの使いこなし方、楽しみ方を語ってもらった。(取材・執筆/藤田美菜子) 「自宅の隣に国会図書館」のインパクト ――今回スタートする、国会図書館の「個人向け

        元司書が語る! 国立国会図書館の絶版本「読み放題解禁」がスゴい
      • 『SFマガジン』「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」に|樋口恭介|note

        『SFマガジン』「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」について 私は頻繁にSNSで炎上するのだが、最近も不可解な炎上を経験したので記録に残しておく。 『SFマガジン』の企画として「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」という特集を進めていた。これは2021年の3月にTwitterに投稿したネタがバズったことから生まれた企画である。途中、同様にTwitter上でバズって生まれた企画「異常論文」の編集作業などで忙しくなったこともあり、放置していたのだが、2021年の9月に企画を動かそうと執筆者の募集や打診をか

          『SFマガジン』「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」に|樋口恭介|note
        • 絶版本など自宅からウェブ閲覧可能に 国会図書館が5月開始:朝日新聞デジタル

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            絶版本など自宅からウェブ閲覧可能に 国会図書館が5月開始:朝日新聞デジタル
          • SFマガジン「幻の絶版本」特集の中止について

            SFマガジンでは、今年6月号の「異常論文特集」の発売後に、前編集長の塩澤快浩から作家の樋口恭介氏に第2弾の特集企画を依頼しました。それに対して樋口氏から、「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」という企画案が寄せられ、既存の書籍タイトルから内容を想像する短篇という切り口の面白さから、当特集の内容を塩澤が承認しました。 12月2日、当特集を予定していることを樋口氏が自身のツイッターアカウントで告知したところ、絶版書籍の著者や読者の方などから不快感が示されました。絶版の書籍が生まれている状況に対して、出版社としてあまりにも無自覚で、配慮が足りなかったと判断、樋口氏と相談のうえ、企画の中止を塩澤の個人アカウントで発表、謝罪いたしました。 12月7日朝、樋

            • 国立国会図書館が所蔵する絶版本、PCやスマホで閲覧可能に 約153万点 きょうから

              閲覧できる資料の内訳は、1968年までに収集した図書約55万点、古典資料約2万点など。明治以降に発行された雑誌のうち、商業出版されておらず、刊行から5年以上が経過した資料約82万点も含む。 日本に住む、国立国会図書館の利用登録を済ませた個人を対象に提供する。サービスの利用料は無料。利用登録はネットでも済ませられる。当面はPCやスマートフォン、タブレット端末での閲覧のみ可能だが、2023年1月をめどに資料を印刷できるサービスも提供する。 国立国会図書館はすでに、同様のサービスを公共図書館や大学図書館向けに提供している。一方で個人向けには提供しておらず、著作権保護期間が満了となった資料約56万点のみ、絶版本などとは別にネット経由で閲覧できるようにしていた。 しかしコロナ禍でデジタル資料の需要が増したことを受け、政府が2021年6月に著作権法を改正。これにより、デジタル化した絶版本などをネット経

                国立国会図書館が所蔵する絶版本、PCやスマホで閲覧可能に 約153万点 きょうから
              • Googleは絶版本を含む約2500万冊もの書籍をスキャンしたデータベースを持っているが誰にも読まれず眠っている

                かつてGoogleは、これまでに出版されたほぼすべての書籍をスキャンし、著作権が切れた書籍にワンクリックでアクセス可能にするプロジェクトを進めていました。ところが、このプロジェクトは司法の壁によって阻まれてしまい、約2500万冊もの書籍をスキャンしたデータベースは誰にも読まれることなく眠っているとのことで、月刊誌のThe Atlanticがその経緯について説明しています。 Torching the Modern-Day Library of Alexandria - The Atlantic https://www.theatlantic.com/technology/archive/2017/04/the-tragedy-of-google-books/523320/ Googleの共同創業者であるラリー・ペイジ氏は、Googleを設立した当初から書籍をデジタル化してアクセス可能にするプ

                  Googleは絶版本を含む約2500万冊もの書籍をスキャンしたデータベースを持っているが誰にも読まれず眠っている
                • 岩波文庫の絶版本のPDFスキャンが国会図書館デジタルコレクションで読めると知って興奮「マジでありがたい」

                  кaхо @tocccka 1980年代の岩波文庫のPDFスキャンが国会図書館デジコレでダウンロードでき、iPadで読むと紙の本のようでありながら字は紙より大きく、どこにいても絶版ものも読める。かなり画期的ではないか pic.twitter.com/f9Tp0K9Nei 2023-09-26 03:02:20

                    岩波文庫の絶版本のPDFスキャンが国会図書館デジタルコレクションで読めると知って興奮「マジでありがたい」
                  • SFマガジン「幻の絶版本」特集の中止について

                    SFマガジンでは、今年6月号の「異常論文特集」の発売後に、前編集長の塩澤快浩から作家の樋口恭介氏に第2弾の特集企画を依頼しました。それに対して樋口氏から、「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」という企画案が寄せられ、既存の書籍タイトルから内容を想像する短篇という切り口の面白さから、当特集の内容を塩澤が承認しました。 12月2日、当特集を予定していることを樋口氏が自身のツイッターアカウントで告知したところ、絶版書籍の著者や読者の方などから不快感が示されました。絶版の書籍が生まれている状況に対して、出版社としてあまりにも無自覚で、配慮が足りなかったと判断、樋口氏と相談のうえ、企画の中止を塩澤の個人アカウントで発表、謝罪いたしました。 12月7日朝、樋

                    • 「忘却されつつある歴史」に属する本|隠岐さや香さんが選ぶ「絶版本」|かしわもち 柏書房のwebマガジン

                      本連載は2022年9月に書籍化されました。 羽仁五郎 編『學問・思想の自由のために』(北隆館、1950年) 今、地球上で最も読みづらい本の一つは、20世紀後半の日本の絶版本である。そのことを実感する機会がつい先日訪れた。 近年は古い貴重な書物ほどオンラインで読めるという矛盾した状況になっている。私は18世紀フランスの科学史が専門だが、18世紀に出版されたフランス語の本はそういう状況である。特にGoogle Booksが激しい勢いで書物をデジタル化してしまったこともあり、当時の新聞や雑誌を除けば、大半の刊本はネットで読めるという感覚がある。 しかし20世紀の書物となると、著作権の問題があるので原則としてオンライン公開されない。無論、言語ごとの差もある。英語、フランス語は最近の本でも最初の数ページくらいはGoogle Booksかオンライン書店のサイトで読める。だが、日本語の本はあまりそうなっ

                        「忘却されつつある歴史」に属する本|隠岐さや香さんが選ぶ「絶版本」|かしわもち 柏書房のwebマガジン
                      • 国会図書館、ネットで絶版本閲覧 5月19日からサービス開始:東京新聞 TOKYO Web

                        絶版本など入手困難となった貴重な書籍や資料を、インターネット経由で提供する国立国会図書館のサービスが、5月19日に始まる。個人として同館の利用者登録をしていれば、自宅のパソコンやタブレット端末で閲覧できるようになる。 登録手続きは東京都千代田区の同館と京都府精華町の関西館のほか、郵送でもできる。氏名、自宅住所、電話番号などを記した申請書の提出と、運転免許証などの本人確認書類の提示が必要。原則当日完了するが、郵送なら1週間程度かかる。サービス開始時にはネットでも手続き可能にする。

                          国会図書館、ネットで絶版本閲覧 5月19日からサービス開始:東京新聞 TOKYO Web
                        • 国会図書館、ネットで絶版本閲覧 5月19日からサービス開始 | 共同通信

                          Published 2022/04/23 17:39 (JST) Updated 2022/04/23 17:51 (JST) 絶版本など入手困難となった貴重な書籍や資料を、インターネット経由で提供する国立国会図書館のサービスが、5月19日に始まる。個人として同館の利用者登録をしていれば、自宅のパソコンやタブレット端末で閲覧できるようになる。 登録手続きは東京都千代田区の同館と京都府精華町の関西館のほか、郵送でもできる。氏名、自宅住所、電話番号などを記した申請書の提出と、運転免許証などの本人確認書類の提示が必要。原則当日完了するが、郵送なら1週間程度かかる。サービス開始時にはネットでも手続き可能にする。 閲覧できるのは、電子データ化が済んだ約153万点(1月時点)。

                            国会図書館、ネットで絶版本閲覧 5月19日からサービス開始 | 共同通信
                          • 「Twitterやってる場合じゃない」国立国会図書館の絶版本閲覧サービスで大盛り上がり【やじうまWatch】

                              「Twitterやってる場合じゃない」国立国会図書館の絶版本閲覧サービスで大盛り上がり【やじうまWatch】
                            • 樋口恭介(編著『異常論文』10/19刊行) on Twitter: "『SFマガジン』「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」ですが、複数の方から不快感を示されています。真摯に受け止めさせていただきます。"

                              『SFマガジン』「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」ですが、複数の方から不快感を示されています。真摯に受け止めさせていただきます。

                                樋口恭介(編著『異常論文』10/19刊行) on Twitter: "『SFマガジン』「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」ですが、複数の方から不快感を示されています。真摯に受け止めさせていただきます。"
                              • 絶版本、ネット閲覧5月から開始 国会図書館サイトで可能に - ライブドアニュース

                                by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 絶版本など、入手困難となっている貴重な書籍や資料 ネットで閲覧できるサービスが、5月から国立国会図書館のWebサイトで始まる 同図書館が保有する「入手困難資料」のうち電子データ化が済んだものが対象 提供社の都合により、削除されました。 概要のみ掲載しております。 関連ニュース ランキング 総合 国内 政治 海外 経済 IT スポーツ 芸能 女子

                                  絶版本、ネット閲覧5月から開始 国会図書館サイトで可能に - ライブドアニュース
                                • 絶版本の中身を勝手に空想 「作品への冒涜」SFマガジン企画に批判、編集部が中止決定

                                  早川書房が発行する雑誌「SFマガジン」に掲載予定だった、絶版となり入手困難となった本を想像で特集する企画が中止となった。企画したSF作家・樋口恭介さんらがツイッターで発表し、関係者に謝罪した。 企画をめぐっては、絶版となった本の著者たちから批判的な声が寄せられていた。 J-CASTニュースは2021年12月6日、樋口さんに企画を依頼した「SFマガジン」の塩澤快浩前編集長に、中止の理由などを取材した。 「加害性に対して無自覚でした」 中止となったのは、「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」という企画だ。 12月2日、樋口さんは編集部と相談し、告知していた企画を中止すると発表した。複数人から不快感を示す声が寄せられており、特に「当事者である絶版本の著

                                    絶版本の中身を勝手に空想 「作品への冒涜」SFマガジン企画に批判、編集部が中止決定
                                  • 国籍販売、資金洗浄銀行、金で難民受入...かわいらしい絵柄で”ナウルの地獄の様”を描いた絶版本『アホウドリの糞でできた国』が面白そう

                                    かずぴー@ナウル本委託中 @kazupi アホウドリのうんこでできた島のリン鉱石で世界一の金持ち国だったナウル。資源枯渇と資産運用失敗で借金漬けになり、航空会社とネット途絶で国自体が遭難したり、2.5万USDで国籍販売、資金洗浄銀行、金もらって難民受入など奮闘。とてもかわいらしい絵でその地獄の様子が描かれてる本を見つけました pic.twitter.com/wrZ2omnXRL

                                      国籍販売、資金洗浄銀行、金で難民受入...かわいらしい絵柄で”ナウルの地獄の様”を描いた絶版本『アホウドリの糞でできた国』が面白そう
                                    • 知の散逸を防げるか|西田亮介さんが選ぶ「絶版本」|かしわもち 柏書房のwebマガジン

                                      本連載は2022年9月に書籍化されました。 アンソニー・ギデンズ『第三の道――効率と公正の新たな同盟』佐和隆光 訳(日本経済新聞出版 、1999年) 研究者であり、また文筆業を生業とするという仕事柄、絶版、そして絶版本と向き合う機会は少なくない。これまで10冊ほどの単著と多くの共著や分担執筆等で書籍とかかわってきたが、絶版になっているものも多数ある。好きな読み物のなかでも、絶版になってしまったものはいろいろある。江藤淳、吉田健一、彼らの著作の多くは、もはや簡単に手に取ることはできなくなってしまっている。また、例えば彼らは多作だったから、短編が全集か、今は手に取ることが難しくなった著作のなかに含まれてしまっていることも珍しくない。江藤のSFC最終講義の名教育論「SFCと漱石と私」もそのひとつだ(2020年に別途、『日本の最終講義』に所収された)。こういう短編は、個別に電子化してくれれば、もっ

                                        知の散逸を防げるか|西田亮介さんが選ぶ「絶版本」|かしわもち 柏書房のwebマガジン
                                      • 絶版本、ネット閲覧5月から 国会図書館サイトで可能に:東京新聞 TOKYO Web

                                        絶版本など入手困難となっている貴重な書籍や資料をインターネットで閲覧できるサービスが、5月から国立国会図書館のウェブサイトで始まる。現在は同館や他の図書館に足を運ばねばならないが、自宅のパソコンやタブレット端末でも見られるようになる。 国会図書館が保有する「入手困難資料」のうち、電子データ化が済んだものが対象。漫画や商業雑誌などは除外される。本人確認のため身分証明書を示し、個人として同館の利用登録をすることが必要となる。サービス開始当初は閲覧機能しかないが、不正コピー対策を講じた上で来年1月には印刷できるようにする予定。

                                          絶版本、ネット閲覧5月から 国会図書館サイトで可能に:東京新聞 TOKYO Web
                                        • 内田善美の「隠遁」|稲葉振一郎さんが選ぶ「絶版本」|かしわもち 柏書房のwebマガジン

                                          本連載は2022年9月に書籍化されました。 内田善美『空の色ににている』(集英社、1981年) 書籍の品切・絶版の意味はネット書店の出現以降、大きく変わってしまった。 インターネットの民間への普及以降(はっきり言えばAmazon以降)、書籍の流通は新刊・古書の双方を含めて全く変わってしまった。インターネット以前には、古書どころか新刊書でさえ、基本的には足で探さねばならなかった。新刊の流通ネットワークはあまりにものろく、新刊書店の店頭で注文しても届くまでには何週間かかかり、在庫の確認もおぼつかないとなれば、大きめの書店をいくつもはしごして回るほうが確実というものだった。新刊書はもちろんのこと、古書も、そして公共図書館のコレクションも、ろくに電子データベース化されていなかったのだから仕方がない。そのような時代であれば、貴重な一次資料(手稿など複製のない一点ものの文書)ではない、れっきとした大量

                                            内田善美の「隠遁」|稲葉振一郎さんが選ぶ「絶版本」|かしわもち 柏書房のwebマガジン
                                          • 『SFマガジン』「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのあ…

                                            私は頻繁にSNSで炎上するのだが、最近も不可解な炎上を経験したので記録に残しておく。 『SFマガジン』の企画として「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」という特集を進めていた。これは2021年の3月にTwitterに投稿したネタがバズったことから生まれた企画である。途中、同様にTwitter上でバズって生まれた企画「異常論文」の編集作業などで忙しくなったこともあり、放置していたのだが、2021年の9月に企画を動かそうと執筆者の募集や打診をかけた。 そのとき私から打診をかけた執筆予定者とは、軽く原稿の内容について案出しもしあっていた。この企画は、「アーム・ジョー」「『罪と罰』を読まない」「1ミリも知らない」や「滝沢カレンの物語の一歩先へ」など、遊び

                                              『SFマガジン』「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのあ…
                                            • 絶版本、ネット閲覧5月から開始 国会図書館サイトで可能に - ライブドアニュース

                                              by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 絶版本など、入手困難となっている貴重な書籍や資料 ネットで閲覧できるサービスが、5月から国立国会図書館のWebサイトで始まる 同図書館が保有する「入手困難資料」のうち電子データ化が済んだものが対象 提供社の都合により、削除されました。 概要のみ掲載しております。 関連ニュース ランキング 総合 国内 政治 海外 経済 IT スポーツ 芸能 女子

                                                絶版本、ネット閲覧5月から開始 国会図書館サイトで可能に - ライブドアニュース
                                              • ナチスの聖典は絶版にすべきか|藤原辰史さんが選ぶ「絶版本」|かしわもち 柏書房のwebマガジン

                                                本連載は2022年9月に書籍化されました。 R. W. ダレエ『血と土』黒田禮二 訳(春陽堂、1941年) 絶版するのがもったいない、今すぐにでも復刊してほしいという本もあれば、絶版でよかった、絶版が当然だと思う本もある。今から80年前に日本で刊行された『血と土』も、そんな本の一つである。 「血と土 Blut und Boden」は、ナチスの根幹思想、略して「ブルーボ」とも呼ばれた。ドイツの農村でこそ、健康な民族の血が育成されることを訴える農本主義的スローガンだ。この「血と土」をもとに、ナチスは農民帝国の復興を謳い、農民票を獲得して政権の座を射止めた。この言葉の組み合わせのどこに人は惹かれたのだろう。これまでの貴重な20年を私は「血と土」という僅か三文字の言葉の解読に費やしてきてしまったと言っても過言ではない。 大学4年生のとき、古本屋で約8000円の『血と土』を購入した(カバーはついてい

                                                  ナチスの聖典は絶版にすべきか|藤原辰史さんが選ぶ「絶版本」|かしわもち 柏書房のwebマガジン
                                                • Kentaro Hara on Twitter: "鱧の骨を全部抜いて刺身と寿司にしてみたら旨味が濃厚でめちゃくちゃ美味しい!(◍•ᴗ•◍) 鱧の骨抜きはごく一部の料理人に継承されている技らしいです(「秘伝 鱧料理」という絶版本に解説されてるらしい)。以下はネット上の断片的な情報と… https://t.co/ZvZLVkVrhz"

                                                  鱧の骨を全部抜いて刺身と寿司にしてみたら旨味が濃厚でめちゃくちゃ美味しい!(◍•ᴗ•◍) 鱧の骨抜きはごく一部の料理人に継承されている技らしいです(「秘伝 鱧料理」という絶版本に解説されてるらしい)。以下はネット上の断片的な情報と… https://t.co/ZvZLVkVrhz

                                                    Kentaro Hara on Twitter: "鱧の骨を全部抜いて刺身と寿司にしてみたら旨味が濃厚でめちゃくちゃ美味しい!(◍•ᴗ•◍) 鱧の骨抜きはごく一部の料理人に継承されている技らしいです(「秘伝 鱧料理」という絶版本に解説されてるらしい)。以下はネット上の断片的な情報と… https://t.co/ZvZLVkVrhz"
                                                  • 『SFマガジン』「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのあ…

                                                    私は頻繁にSNSで炎上するのだが、最近も不可解な炎上を経験したので記録に残しておく。 『SFマガジン』の企画として「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」という特集を進めていた。これは2021年の3月にTwitterに投稿したネタがバズったことから生まれた企画である。途中、同様にTwitter上でバズって生まれた企画「異常論文」の編集作業などで忙しくなったこともあり、放置していたのだが、2021年の9月に企画を動かそうと執筆者の募集や打診をかけた。 そのとき私から打診をかけた執筆予定者とは、軽く原稿の内容について案出しもしあっていた。この企画は、「アーム・ジョー」「『罪と罰』を読まない」「1ミリも知らない」や「滝沢カレンの物語の一歩先へ」など、遊び

                                                      『SFマガジン』「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのあ…
                                                    • 国会図書館、絶版本をPCやスマホで閲覧可能に 約152万点

                                                        国会図書館、絶版本をPCやスマホで閲覧可能に 約152万点
                                                      • 国立国会図書館の絶版本153万点がネット経由で閲覧可能に | スラド

                                                        国立国会図書館は5月19日から「個人向けデジタル化資料送信サービス」を新たに開始する。同サービスは、以前から予告されていたもので、国立国会図書館のデジタル化資料のうち、絶版等の理由で入手が困難なものを利用者のスマートフォン、タブレット、パソコン等を用いてネット経由で閲覧できるというもの。2022年1月時点で入手困難が確認された約153万点が対象になる。内訳は、1968年までに収集した図書約55万点、古典資料約2万点など。商業出版されておらず、刊行から5年以上が経過した資料約82万点などだそうだ。現時点では閲覧のみが可能であるが、2023年1月には印刷機能の提供も開始する予定(国立国会図書館リリース、PC Watch、ITmedia、ダイヤモンド・オンライン)。 コロナ禍により図書館等に来館せずに利用できるデジタル化資料へのニーズが、研究者・学生等から高まったことから作られたものだという。利

                                                        • 国会図書館の絶版本がネット閲覧可能に 画期的Webサービスが5月からスタート

                                                          POPなポイントを3行で 絶版本などをインターネットで閲覧できるサービス 5月から国立国会図書館でスタート 対策を行った上で印刷も可能に 入手困難な書籍や資料をパソコンやタブレット端末で閲覧できるサービスが、5月から国立国会図書館のWebサイトで開始される。 本人確認のため身分証明書を用いた利用登録をすることでサービスの利用が可能になる。 すでに流通在庫がない絶版本などの入手困難資料のうち、電子データ化が済んだものが対象。なお、漫画や商業雑誌などは除外される。 2023年1月には不正コピー対策を行った上で、印刷もできるようになる予定となっている。 日本の出版物はすべて国会図書館へ 日本国内で発行されたすべての出版物は、国立国会図書館への納入が、国立国会図書館法に基づく納本制度によって義務付けられている。 そのため一度出版されたものは基本的に収蔵されており、絶版本や発禁本まで揃っている(発行

                                                            国会図書館の絶版本がネット閲覧可能に 画期的Webサービスが5月からスタート
                                                          • 絶版本、ネット閲覧5月から 国会図書館サイトで可能に:中日新聞Web

                                                            絶版本など入手困難となっている貴重な書籍や資料をインターネットで閲覧できるサービスが、5月から国立国会図書館のウェブサイトで始まる。現在は同館や他の図書館に足を運ばねばならないが、自宅のパソコンやタブレット端末でも見られるようになる。 国会図書館が保有する「入手困難資料」のうち、電子データ化が済んだものが対象。漫画や商業雑誌などは除外される。本人確認のため身分証明書を示し、個人として同館の利用登録をすることが必要となる。サービス開始当初は閲覧機能しかないが、不正コピー対策を講じた上で来年1月には印刷できるようにする予定。

                                                              絶版本、ネット閲覧5月から 国会図書館サイトで可能に:中日新聞Web
                                                            • 家でも絶版本「恩恵大きい」 国会図書館、個人向けネット閲覧解禁 売り上げ圧迫懸念も - 日本経済新聞

                                                              絶版などで入手が難しい本や資料のデータをインターネット経由で個人向けに提供する、国立国会図書館のサービスが5月19日にスタートした。著作権保護の期間内の出版物も対象とするのが特徴で、利便性が上がると利用者側は歓迎する一方、出版社側からは売り上げへの圧迫を警戒する声も。同館は、提供の対象を段階的に広げる予定で、関係者は影響を注視している。「非常にありがたい」と喜ぶのは、東北地方の国立大に通う男子

                                                                家でも絶版本「恩恵大きい」 国会図書館、個人向けネット閲覧解禁 売り上げ圧迫懸念も - 日本経済新聞
                                                              • まさに裏技!絶版本を探す方法 - 日々の栞

                                                                本好きあるあるだと思うけど、読みたい本が絶版になっているってよくあることだと思う。本屋でバイトしていた経験から言うと、十年前に出版された本でも結構絶版になっていた。読みたいだけなら図書館で借りればいいけれど、手元に置いておきたい本や棚に並べたい本なら買うしかない。けれど、絶版本をどうやったら手に入れることができるのか?新刊本と古本とに分けて、僕がやっている方法を説明しようと思う。 新刊で手に入れたい場合 1.ジュンク堂をフル活用 2.個性派書店を攻める 3.個人経営の書店を攻める 4.復刊ドットコムでリクエスト 古本で手に入れる場合 1.ブックオフに行く 2.古本まつりに行く 新刊で手に入れたい場合 絶版本を新刊の状態で手に入れるのはなかなか難しい…やっぱり地道に本屋をめぐるしかないな。 1.ジュンク堂をフル活用 www.junkudo.co.jp ジュンク堂をフル活用すれば、最近絶版にな

                                                                  まさに裏技!絶版本を探す方法 - 日々の栞
                                                                • 塩澤快浩 on Twitter: "SFマガジンで予定しておりました「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」は、企画者の樋口恭介氏とも相談の上、中止を決定いたしました。"

                                                                  SFマガジンで予定しておりました「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」は、企画者の樋口恭介氏とも相談の上、中止を決定いたしました。

                                                                    塩澤快浩 on Twitter: "SFマガジンで予定しておりました「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」は、企画者の樋口恭介氏とも相談の上、中止を決定いたしました。"
                                                                  • 絶版本の中身を勝手に空想 「作品への冒涜」SFマガジン企画に批判、編集部が中止決定(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

                                                                    早川書房が発行する雑誌「SFマガジン」に掲載予定だった、絶版となり入手困難となった本を想像で特集する企画が中止となった。企画したSF作家・樋口恭介さんらがツイッターで発表し、関係者に謝罪した。 樋口恭介さん、「SFマガジン」の塩澤快浩前編集長のツイート 企画をめぐっては、絶版となった本の著者たちから批判的な声が寄せられていた。 J-CASTニュースは2021年12月6日、樋口さんに企画を依頼した「SFマガジン」の塩澤快浩前編集長に、中止の理由などを取材した。 ■「加害性に対して無自覚でした」 中止となったのは、「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」という企画だ。 12月2日、樋口さんは編集部と相談し、告知していた企画を中止すると発表した。複数人か

                                                                      絶版本の中身を勝手に空想 「作品への冒涜」SFマガジン企画に批判、編集部が中止決定(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
                                                                    • フリマサイトで絶版本をゲットした話 - 三姉妹ママのワンオペ育児奮闘記『雷雨ときどき晴れ』

                                                                      こんにちは!ボス猿です! 『雷雨ときどき晴れ』へのご訪問ありがとうございます。 我が家の子供たちは読書が大好き。 たまたま市立図書館の近所に住んでいるので,夏休なんかは長女と次女が連れ立って2~3日に1回10冊ほど借りてきては読み漁っておりました。 図書館の利用は有難いのですが,ボス猿自身が同じ本を何度も読むタイプなので,子どもたちが買ってほしいという本はできるだけ購入するようにしております。 ただね,物凄い量なのでお財布が大変で・・・古本なんかも多分に利用させてもらっています。ほんとは新品を購入したいのですけどね。。。 で,先日次女が通っている公文教室で借りた児童書が面白かったからシリーズを揃えてほしいと言ってきました。 こういう時の流れとしてはブックオフオンライン→楽天→フリマアプリ→yahooショッピング等々という感じで,基本的に最初の3つの中から購入することがほとんどです。 で,今

                                                                        フリマサイトで絶版本をゲットした話 - 三姉妹ママのワンオペ育児奮闘記『雷雨ときどき晴れ』
                                                                      • 樋口恭介(編著『異常論文』10/19刊行) on Twitter: "『SFマガジン』「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」のイケてる略称をゆるく募集します。こちらのツイートにリプライください。"

                                                                        『SFマガジン』「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」のイケてる略称をゆるく募集します。こちらのツイートにリプライください。

                                                                          樋口恭介(編著『異常論文』10/19刊行) on Twitter: "『SFマガジン』「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」のイケてる略称をゆるく募集します。こちらのツイートにリプライください。"
                                                                        • 『SFマガジン』「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのあ…

                                                                          私は頻繁にSNSで炎上するのだが、最近も不可解な炎上を経験したので記録に残しておく。 『SFマガジン』の企画として「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」という特集を進めていた。これは2021年の3月にTwitterに投稿したネタがバズったことから生まれた企画である。途中、同様にTwitter上でバズって生まれた企画「異常論文」の編集作業などで忙しくなったこともあり、放置していたのだが、2021年の9月に企画を動かそうと執筆者の募集や打診をかけた。 そのとき私から打診をかけた執筆予定者とは、軽く原稿の内容について案出しもしあっていた。この企画は、「アーム・ジョー」「『罪と罰』を読まない」「1ミリも知らない」や「滝沢カレンの物語の一歩先へ」など、遊び

                                                                            『SFマガジン』「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのあ…
                                                                          • いまこそ語りたい、あの一冊|絶版本|柏書房編集部|かしわもち 柏書房のwebマガジン

                                                                            本連載は2022年9月に書籍化されました。 【絶版】今まで出されていた書籍の発行を終了すること。出版契約期間の満了や該当書籍の売行きが今後まったく見込めない場合などに絶版にする。 胃が痛くなる言葉だ。自分のつくっている本が絶版となり、断裁リストに載って回覧されてくるとき。読者や書店からの問い合わせ、あるいは、著者からの「Amazonで在庫が切れているのですが、そろそろ重版ですか?」という期待のにじむ問いかけに対して、「いまはその本、出荷できなくてですね……」「いやあ、まだちょっと、難しいですね……」と言わざるをえないとき。これほど不甲斐ない瞬間はない。 *** ところで、【絶版】と【品切れ】の違いをご存じだろうか。「一般読者」(これも出版業界特有の言い回し)からしたら、「どっちも同じでは?」と思われるかもしれない。でも、異なる概念だ。 冒頭に掲げた【絶版】の定義は『出版社の日常用語集〈第4

                                                                              いまこそ語りたい、あの一冊|絶版本|柏書房編集部|かしわもち 柏書房のwebマガジン
                                                                            1

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