――「小説家」 この言葉を取り巻く感情を表現するのは、なかなか難しいです。 私は動画を作成したり、ボーカロイドを使って音楽を作ったりといった創作活動が好きですが、とりわけ、物語を書く事に関しては、比較的長い間やってきました。 しかしながら、自分の文章でお金をもらった記憶はないですし、これといって私の文章が公の目に晒された事もないので「あなたは小説家か」と問われたら「違う」と答えます。 「小説家」と言った時、少なくとも私の中の定義では「プロフェッショナルな物書き」が含意されます。 では「小説家になろう」とは何か。 「小説家になろう」が意味するところは「このサイトで頑張って執筆してプロフェッショナルな物書きになろう」ではなく「このサイトで小説を書いた時点で、君は立派な小説家だ」という意味だと私は解釈しております。 仮令、世の中の評価が 文學作品 > 小説作品 > ライトノベル > なろう系だっ