先日、一時帰国中の北京在住の永塚憲治氏と 生で食うなよ、こんなもの という話で盛り上がった。永塚氏もわたしも、北海道出身で、 北海道では絶対に生で食べない魚介類を、内地のヒトは平気で刺身で食べるのに驚愕 しているのである。理由は簡単。 寄生虫がいるかもしれない からだ。いくら流通が発達して 北海の海の幸が新鮮なまま手に入る ようになったとしても 寄生虫がいる危険性は排除できない のである。てか、小学生の頃 ホッケの解剖 をやって、いやというほど 虫が沸いている のを見て以来、 安全だと思われるもの以外は、できるだけ加熱 するようにしている。残念ながら 北海道では絶対生で食べない道産の魚介類の情報 は、内地以南で共有されているとは限らないので、寄生虫の被害が出ないことを祈るばかりだ。 この 一部日本人の「生で食べられるのがいちばんおいしい」信仰 は、海外旅行でも発揮される。 海外で、または国