「フォキスの壁(Phocian Wall)」からの景色。古代は海岸と山岳部がもっと近かった。 温泉が源泉の川。現代の浴場を遠景に望む。. テルモピュレ(現代ギリシア語:Θερμοπύλες / Thermopyles )は、ギリシャ中東部に位置する地名。古代にはテルモピュライ(Θερμοπύλαι)と呼ばれた。 カリモドロス山とマリアコス湾に挟まれた狭隘なこの地には、古よりアッティカ・ボイオティアとテッサリアを結ぶ幹線道路が通過し、防衛に適した要衝としてしばしば戦場となった。とくに著名な戦闘は、紀元前480年に行われたテルモピュライの戦いである。 現在は海岸線が前進しているが、現在もアテネから高速道路を使って北上する場合はラミアの手前で必ずここを通過することになる。行政上はギリシア共和国中央ギリシャ地方フティオティダ県ラミア市に属する。 現代ギリシャ語の発音は [θermoˈpiles]