米国時間16日にMicrosoftのWindows 2000が動作するコンピュータを停止させたネットワークワームは、ライバル関係にあるハッカー同士の抗争と関係している可能性があると、セキュリティ専門家が述べている。 ケーブルテレビ局のCNN、ABCネットワーク、そしてThe New York Timesなどをはじめとして、このワームの被害は全米に広がっている。ウイルス対策企業のTrend Microでは、先週末にインターネット上に現れた「Zotob」ワームや、「Rbot」ワームの新たな変種など、さまざまなワームがこの大混乱を引き起こしたとしている。 一部のセキュリティ研究者は、このワームの大発生について、ライバル関係にあるウイルス作者間の「戦争」とつながりがあると主張している。F-Secureの最高調査責任者Mikko Hypponenは「われわれはネット戦争に巻き込まれているようだ」と1