米最大手の携帯通信事業者であるベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireless:以下、ベライゾン)が、米国時間7日からデータ通信料金を従量課金制に移行することが明らかになった。新たな料金プランでは、最低金額でも月額30ドル(上限2GB)となり、ヘビーユーザーには実質的な値上げとなる。 ベライゾンではこれまで月額30ドルの定額制プランを提供していた。また、競合するAT&Tでもすでに昨年7月から従量制課金へ移行しているが、同社の料金プランは基本的に2本立て(月額15ドルで上限200MB、ならびに月額25ドルで上限2GB)となっている。 ベライゾンでは、30ドル(2GB)のプランのほか、ヘビーユーザー向けに50ドル(5GB)ならびに80ドル(10GB)も用意するという。また上限を超えた分にかかる追加料金については、ベライゾン、AT&Tのいずれも1GBあたり10ドルとなっている。 ベライゾ