これからUXデザイン(やその他のデザイン)をやりたいと思っている人、デザイン思考をやってみたがうまくいかなかった人、組織や経営にデザインを取り入れていきたい人、デザインが重要といわれ困惑する人、「誰もがデザイナーになれる」と言われ「その必要ある?」と思った人、もがき苦しむデザイナー、そのほか全てのデザイン関係者に向けて。 昨今、多くの組織で「デザイン思考」や「UXデザイン」の導入が試みられていますが、その多くは表面的な取り組みに終わってしまい、本当の役には立たない実態があります。 なぜでしょうか。 それは、デザインを「手法やプロセス」として捉えすぎているからです。 本記事では「デザインの民主化」に焦点を当てながら、多くの人が誤解している「デザイン」と言う単語や、デザインの力について考えます。 この視点は、組織でデザインに関わる全ての人—デザイナーはもちろん、マネージャーやステークホルダーに