「コレなら食べても太りづらい」とか「アノ食材は高血圧の人にはNG」など、健康と食との関連性を指摘する様々な説が日々飛び交っています。では実際、その真偽のほどはどうなんでしょうか? 栄養学者ら専門家にこれら数々の謎を解き明かしてもらいました。 Image remixed using a photo by Alex Galt. 木のまな板で生肉を切ると、包丁がまな板に小さなキズをつけてしまい、このキズに肉汁が入り込んでしまうとか。肉汁に含まれた細菌が一度まな板についてしまうと、いくらこすっても取れなくなるので、衛生上よくないと指摘されています。この説は、米国の有名料理家Alton Brown氏も提唱。洗って除菌できるプラスチック製のまな板を使うほうが安全だとされています。 しかし、この説に異議を唱える研究結果も多くあります。そのうちのひとつ、米カリフォルニア大学デービス校のO. Cliver