金子金五郎(http://www.shogi.or.jp/syoukai/bukko/kaneko.html)なんて誰だかよくわからん、というのがこのブログの大半の読者なのは承知のうえで、僕が金子金五郎のことを書くのは、「一局の将棋」という無限の広がりを持つ対象を、有限の字数、読者の有限の時間にマッピングさせる見事な芸を、金子金五郎が持っているからである。1902年生まれの金子金五郎が1990年に逝去した後、将棋解説という文章の技芸において、「一局の将棋」という無限を有限にマッピングすることにおいて、誰も金子の域に到達していない。どうも僕はそういう技芸に深い関心があるらしい。金子から何かを学びたい、と痛切に思う。ものを書くということにおいて。 たとえば、インターネットについて、グーグルについて、Web 2.0について、ウェブ進化について、はてなについて、近藤淳也という一人の人物について・・
無から有生む企業見極め 米シリコンバレー在住12年のIT(情報技術)論客として知られる梅田望夫氏が、『ウェブ進化論』(ちくま新書)を出版した。米検索大手グーグルを恐竜が絶滅するきっかけとなった巨大隕石(いんせき)に例え、登場から10年を経たインターネットの世界で、ブログやオープンコミュニティーなどの新技術が引き起こしている“知の再構成”の様子を描き出している。ネットの進化は社会にどうインパクトを与えるのか。ライブドア問題で動揺する日本の針路を聞いた。(原田成樹) −−『ウェブ進化論』のテーマとなっている第二世代のインターネット技術「ウェブ2・0」とは 「明確な定義は確立していない。画期的なテクノロジーは十年ごとに生まれるが、一九九四年ごろに登場したネットは十年ではとても消化できず、次の十年もネットだという共感があった。そこにグーグルという怪物が出てきた。グーグルの株式時価総額は十兆円
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