cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日
「女性の欲求を代弁する作品を撮りたい」と語るエリカ・ラスト監督=東京都渋谷区で2018年12月6日、小林努撮影 世界的に活躍しているスウェーデン出身のポルノ監督、エリカ・ラストさん(41)が今月、東京都内で開かれたトークイベントに出演するため初めて来日し、毎日新聞のインタビューに応じた。「女性が男性を満足させる」という従来のアダルトビジネスの構造を覆し、女性も感情移入して楽しめる映像作品を生み出そうと日々挑戦を続けているラストさんに、これまでの道のりや制作現場の様子、日本で社会問題化したアダルトビデオ(AV)出演強要問題への思いなどを聞いた。【写真映像報道センター・加藤隆寛】
性教育が必要──多くの人がこの認識を持ちながらも議論が進まない理由のひとつに、“性”の何を教えるべきかついての足並みがそろわないことがあると感じています。月経の仕組み、避妊、感染症の予防のほかに「卵子の老化」が取りざたされるようになって以降は妊娠可能年齢を教えるべきだといわれますし、性暴力をなくすための教育をすべきという声もあります。 しかし「究極のコミュニケーションであり、強い快感をともなう楽しいもの」という性の一面を教えよう、という意見はあまり聞きません。性によって傷つき傷つけられない方法を習得することが大事である反面、性の“楽しい面”をどこでも習わないがためにその知識をAVに代表されるポルノグラフィに求めてしまうように見えます。 ■2000人に調査してわかった「快感の仕組み」 いうまでもなく、AVのみならずメディアにあふれる多くのアダルトコンテンツは“セックスの教科書”ではありません
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