FreeNXでcolinuxのX環境を構築する
これまでcolinux上でXを使う場合にはVNCを使っていたけど、音をならすには別途esdが必要になる。FreeNX Clientはesdも込みということなので使ってみることにした。
設定は以下のサイトを参考にした
- http://tidus.ultimania.org/wiki/index.php?FreeNX
- http://debian.fam.cx/index.php?AptGet
- http://wiki.colinux.org/cgi-bin/SoundSupportInColinux
colinux側にfreenxを設定する
まずはサーバ側にfreenxをインストールする。上記サイト1のapt lineを追加し、apt-get update
deb http://kanotix.com/files/debian unstable main
GPG errorが出るのでサイト2を参考にキーリングに追加する
# gpg --keyserver wwwkeys.eu.pgp.net --recv-keys FB1A399A71409CDF # gpg --armor --export FB1A399A71409CDF | apt-key add - # apt-get update # apt-get install freenx # nxsetup --install
nxsetupでは全てy、yesで答える。もたつくとなぜか失敗するので、すぐに入力する。
xfsを使うためにxfsのtcpアクセスを許可する。具体的には/etc/X11/fs/configの
no-listen = tcp
をコメントアウトする
# /etc/init.d/xfs restart
esd設定はサイト3のスクリプトを使いますが、DISPLAY変数は少し形式が違うので、以下のようにする
#! /usr/bin/perl use strict; use warnings; $_ = $ENV{'DISPLAY'}; if ($_ && /:(\d+)\.\d$/) { print "localhost:" . (7000+$1); }
.bashrcには
export ESPEAKER=`~/bin/nxespeaker.pl`
Windows側の設定
サイト1からWindows版のFreeNX Clientをインストールする。
設定では、IPアドレスはcolinux側のアドレス(192.168.0.40など)をDesktopをGnomeに、KeyboardはJapaneseに、ServiceではMultimedia Supportを有効に、font serverのIPアドレスにcolinuxのアドレスを入れる。
colinux側のユーザーアカウントでログインしてXが立ち上がるとXの設定と違うむねをいわれる。一旦Gnome側にあわせ、キー設定がUSになっているのでメニュー-設定-キーボードからJapanese/Japanese 106に設定しなおす。
ボリュームデバイスのエラーは問題は無いが対処方法不明。
チェック項目
- バックスラッシュや]が入力できるかどうか
- esdplay で音が鳴るかどうか
- uimが使えるかどうか