今朝、宮城県議会に電話して聞きました。以下答え。職員Kさん
Kさん「10/9到着分は10/19の常任委員会で各委員会の議員に渡される。それらをまとめて11月定例会の閉会日のあとに表にしてHPにアップしている。8月到着分は近日中にアップする。」
私が「到着しているかわからないし、宮城県議会内で紛失したのかわからないし、扱いがどうなっているのか不明というのが困ります」というと
Kさん「それはきちんと扱っていますので大丈夫です。ルールに沿ってやっています」
私「早く届け出順にすべてアップしてください、お願いします」
加えて私は宮城県議会の議会中継を見た感想を言いました。
質問する議員の後ろで聞いている議員の態度が緊張感がなさすぎること、議員同士の私語や爆笑など厳粛な議会でありえないこと。ましてや被災地の議会であってはならないこと。
宮城県のみなさんは被災されていて仮設住宅に住む人もたくさんおられます。仮設住宅の人は、このような不真面目な議員の姿を見ているのでしょうか?
仮設住宅の人全員がネット環境にあるとは思えません。
宮城県議会録画はこちら↓ 広域処理の質問をした議員は横田議員、坂下議員、内海議員の3人。
http://www.pref.miyagi.jp/kengikai/tyukei/H24.9%20gikai_media.htm
村井知事や県幹部の答弁を聞いていると、広域処理というのは被災地感情のため、環境省・県幹部のメンツのためにをしているのだなということがわかります。残念ですがそこには現実の危険性を直視するという科学的な態度は見られません。
宮城県は放射性物質の危険性を全く考慮していないです。宮城県では空間線量を測って「安全」ということになってしまっています。東電によってばらまかれた人工放射性物質の量を、文科省のデータでも見えないようにしています。県独自のHPにデータをおいて、他県よりずっと高い検出下限値で設定してNDということにしています。
いかの3つのブログ記事を読むと宮城県がいかにデータを見えなくしてきたかがわかります。必見です。
http://onodekita.sblo.jp/article/58306738.html 検出限界値のなぞにせまる!小野先生のブログ。
http://odekita.sblo.jp/article/58940142.html
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-1338.html こちらにも詳しく出ています。月間降下物は宮城の欄は空欄というのが不思議でした。画像を転載させていただきます。空欄に入れてみるとわかりやすいですね。他県と比べられたくなかったんですね。福島の隣県、茨城県・宮城県はどちらも同じくらい高濃度汚染されています。
実際は放射能汚染度、全国第3位の宮城県なのに、被災地感情に配慮してか、汚染を隠蔽しているとしか思えないのです。
だから宮城県は放射性物質に関しては「実害」ではなく「風評被害」が大前提となっているのです。
横田議員以外の議員で、広域処理を考え直すという理由は、輸送費などの「費用対効果」のためであって、「危険」を認めたからではないんです。
放射線管理区域並みの汚染地域がある宮城県。このままでは、宮城県の皆さんの中に健康被害が出てきた場合、どうなるのでしょうか?
歌人の俵万智さんが、お子さんを連れて仙台市から沖縄へ避難されました。
「子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え」
原発推進派は「愚か」と言ってるようですが私は愚かとは思いません。それは選択の自由です。
西日本には体調悪化に伴い仙台から避難されている方もおられます。
広域処理を認めるということは、宮城は安全と認めたことになり宮城から自主避難をすることが難しくなるということだと思います。
北九州で燃やして西日本を汚すことになれば、移住地としての価値を下げることにもなり二重の意味で避難ができなってしまう・・・・。
福島の人を福島から出させない、宮城の人も宮城から出させない、そんな国策がまかり通っているのだとつくづく感じます。