今年は台風がよく接近しますね。
幸い私が住んでる佐賀県地方は重大な被害は出てないんですが、昨夜までは強風が吹いておりました。
温帯低気圧に変わったし、直撃する訳じゃないんで油断してました。
それほど大きな被害は無かったんですが、少しばかり屋根瓦が割れて雨漏りしてました。
雨漏り程度は余裕で直せるんで大丈夫なんですが、歳をとるにつれて屋根に上るのは怖くなってます。
今後は屋根瓦の修理も困難になるんだろう。
更に本日は新しい台風の情報が入ってきました。
台風17号 発達しながら北上、来週は本州に影響するおそれも 台風17号は今後も、発達しながら北上し、28日(日)には小笠原諸島の父島に近づく見込み。さらに来週初めには、本州に影響するおそれが出てきた。今後の台風情報に注意が必要だ。
台風18号
幸い佐賀県地方では大きな被害は出なかったようですが、台風18号は紀伊半島に接近していて、東海地方では大きな被害が出る恐れが高くなってきました。
東海・関東地方の方は充分注意して下さい。
忘れ易い物
自然災害の対策として、懐中電灯やロウソク、ラジオなどの準備は、テレビなどで呼びかけるので、キチンと準備している人が多いのですが「肝心の乾電池が無かった」という人が意外なほど多いんですよね。
乾電池の準備を忘れないようにしましょう
オール電化
最近は、オール電化のお宅が増えていますが、オール電化だと停電した時にお湯も沸かせない状態になります。
そんなときには、カセットコンロが活躍します。
カセットボンベが無いと役に立たないので、ボンベのチェックを忘れないで下さい。
増水した河川には近づくな
増水した川を見に行って、誤って川に転落する人がいます。
河川が増水した時は、近づかないようにしましょう。
八ツ場(やんば)ダムの建設中止について
八ツ場ダムの建設中止は、民主党のマニフェストに掲げられたシンボリックな問題だった。
有権者の多くが、その民主党を支持したのが8月の衆院総選挙だったわけだし、建設中止は避けられない公約だと思います。
しかし、地元の反発は根強く、メディアも地元住民の視点から報道している。
メディアの姿勢
テレビなどの有力メディアは、視聴率などの数字を稼ぐべく報道内容を検討するので、どうしても地元住民の視点に立った報道に成らざるをえないのであろう。
日本人は大昔から「判官びいき」なので、同情心を刺激したほうが確実に数字が稼げる。
メディアは権力を監視するべきだと言う大義名分があるので、弱者の視点で取材する理由付けが可能なわけです。
八ツ場ダムは必要なのか
しかし、本当に大切なのは「八ツ場ダムは必要なのか?」という議論だと思います。
計画段階の目的(利水・治水)の目的は、現在では失われつつあると言うのが現状でしょう。
中止した場合に考えるべき事
ダムの工事現場を、元の状態に復旧せよと言う要望には応えようがありませんが、工事によってむき出しになった斜面や造りかけの橋など、途中で放置すればどうなるかという事も重要な問題なので、中止の是非や保障の問題は専門家にお任せして、私は建設中止後の追加工事について考えてみたいと思います。
建設を中止して、現場を放置した場合
建設を中止して、工事現場を放置した場合、工事によって切り崩された斜面はむき出しのままになり、集中豪雨などの自然災害により斜面が崩れる危険性が高まります。
崩れた斜面は川底に流れ込み、土砂による小さなダムが数箇所出来る。
その土砂によるダムが決壊した場合、下流域には大量の土砂と雨水が土石流となって流れ込み、大規模な災害の原因になる。
追加工事が必要
よって、ダムの建設を中止した場合には、山間部の斜面や河川敷等の補強工事が必要になります。
もし、この追加工事を怠るような事になれば、集中豪雨の時に被害が拡大し、現政府は「ダム建設中止による人災だ」と非難される事になるでしょう。
よって、前原国交相は慎重に対処すべく「地元住民の賛成が得られるまでは、ダム建設事業の廃止手続きは進めない」と発言しているのだと思います。
恐らく前原国交相は、中止して地元住民や関係する自治体に支払う費用と、中止後の追加工事の費用を足せば、ダム完成までの費用より多額の費用が必要になる事を認識していると思います。
ダム建設中止は、無駄だから中止するでは済まない側面を持っています。
危険防止の為の工事
しかし、現政権内でダム建設中止によってもたらされるリスクについて、真剣に考えているのは少数派だと思います。
現与党および国民の多くが、無駄だから止めるべきだと考えているが、跡地の危険性については、殆どの人が考えていないでしょう。
建設中止に批判的なメディアでさえ、跡地の危険性など考えているとは思えません。
このまま中途半端な状態が長く続けば、災害等のリスクは高くなるので、早急に話し合って、お互いの妥協点を見つける事が大事だと思います。
水害
先週末は、九州・山口地方で集中豪雨による水害の報道が相次ぎましたね。
私が住む佐賀県でも、佐賀市や神崎市などで、道路冠水、床下・床上浸水の被害が相次ぎました。
天気予報では、事前に報告されていたからゲリラ豪雨という訳ではないですが、実際に凄い雨でした。
広範囲で被害が出ているので、集中豪雨という表現が正しいのかどうか判りませんが、とにかく凄い雨でした。
河川の氾濫
佐賀県や福岡県では、大小さまざまな河川が氾濫し、交通機関も停まってしまう事態でした。
私が住んでいる町では、大きな被害が報告されていませんが、佐賀・福岡県の各地で被害が出たようです。
土石流災害も多発していて、復旧にも時間が掛かりそうです。
現在は警報が解除されましたが、まだまだ危険な状況ですね。
皆さんも充分に注意してください。
増水した河川に近寄るのは危険ですから、絶対に近寄らないで下さい。
最後に亡くなられた方のご冥福をお祈りします。