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6月22日 ぜんせき
宮沢洋一経済産業大臣は「私も仲間(同議連副会長)として問題にあたっている」と述べ、官公需問題や業転格差の縮小に向けた需給適正化に積極的に取り組む考えを表明した。
高市早苗総務大臣も災害時協定を締結している石油組合の官公需受注機会の拡大に関して「基本方針が決まり次第、地方公共団体への周知を約束する」と明言。
SS過疎地対策などへの消防関連の対策にも取り組む方針を明らかにした。
6月23日 燃料油脂新聞 (一部抜粋)
問われる経営者の決断
静岡県中部地区(5店舗経営)PB-SS業者 会長に聞く
「まだ元売サインポールを掲げていた頃なのでもう十数年前の話になります。
当社でも創業以来、一度だけ大きな赤字決算がありました。事後調整が廃止になった時です。
元売担当者が当初は“なんとかなります”と言っていたんですが、“情勢が変わった” “予算がない”という理由で事後調整が最終的にはありませんでした。
“今年は元売からこのくらい戻るから”と決算書を銀行にもっていくわけです。銀行も分かっています。
でもなかなか事後調整を元売がしてくれない。
こっちはもう気が気ではありません。
今月か 来月か 、それとも年末か、と。
そのうちに担当者の口も貝のようになってしまい、
このままでは当社は元売に潰されてしまうと思いました。
それがPBになるきっかけでした。
自分たちの考えで変わったのだから元売に対してはまったく恨みはありません」
結局、商売は自己責任
「私が石油組合の支部長時代、“自己責任”という言葉をよく使いました。
結局のところ商売は自己責任です。自己責任なくしてどうして商いができるんでしょうか。
悪ければ最後は自分で腹を切ればいい。たためばいいのです。閉鎖することは負けではありません。
何も生まない不満や愚痴
いぜん系列仕切りと業転玉の価格差が解消されておらず、多くのSS業者から愚痴や不満が聞こえてきます。
しかし元売の悪口を言っても問題解決はできないと思っています。
他人のせいにしても前に進むことはできません。やはり自分がどうしたいかが重要です。
うまくいかないのは元売、業界環境、国、政府のせいではありません。
やはり自己責任、自分次第ではないでしょうか。
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このPB-SS業者さんは元は特約店だったんでしょうか...?
当店は3者店なので元売担当者と直接お会いすることはありません。
そしてまた、このような“事後調整”なるものとも無縁でした。
こっちは差額分は向こうに貸してやってるつもりなのに、向こうは金をくれるやるみたいな感覚なんだよね。
ただ、そういう奴が出世するみたいですね。
特約店や販売店のために頑張る方は出世しない・・