■麻生コロコロ首相は或る時、『ゴルゴ13』を高く評価する発言をしたとかで、それを聞いた大勲位の中曽根さんが秘書に全巻揃えさせて熟読したという話が某週刊誌で紹介されていましたぞ。オチは全巻を読み通した大勲位の一言で、「麻生君はバカだね」。勿論、『ゴルゴ13』という作品は高く評価されて然るべきだと思います。しかし、一国の宰相が「国際政治を学ぶ教科書」みたいに高く評価するのは如何なものか?という話になりましょうなあ。
■問題の『国立メディア芸術総合センター(仮称)』に関しては、展示内容も発信すべきコンテンツも未定なのだそうですが、物事には陰の部分が必ずあるもので、マンガだからと高を括っていると大変なことになりますぞ!
少女を含む女性3人をレイプして妊娠や中絶をさせるという内容の日本製のパソコンゲームソフトに海外で批判が高まっている。日本での販売中止を求める抗議活動を国際人権団体が始めた。このゲームは2月に英国の国会で問題になり、ビデオ・書籍のネット販売大手「アマゾン」が扱いを中止した。しかし、児童ポルノなどの規制が緩い日本では今でも流通している。
■事ほど左様にお国がわざわざ『国立メディア芸術総合センター(仮称)』などと大仰なハコモノを拵えて発信などしなくても、グローバル化とインターネットの時代なのですから、日本製のアニメ関連の商品や情報はずっと流れ続けているわけであります。それもほぼ垂れ流し状態で……。
このゲームは、未成年と見られる女子2人とその母親を電車内で痴漢した後にレイプし妊娠や中絶をさせるまでを、コンピューターグラフィックスを使った画像で疑似体験するという内容。横浜市のゲームソフトメーカーが2006年に売り出した。
■痴漢→強姦→妊娠→中絶というストーリー自体に首を傾げてしまいますが、これをリアルな画像にして疑似体験している人間の方も心配であります。
今年に入り海外の人権団体で問題視されるようになり、英国ではこのゲームをアマゾンで入手できることに驚いた国会議員らが同国内での流通に反対する動議を提出した。こうした動きが英国などのメディアで報じられ、英国アマゾンは2月にこのゲームの取り扱いを中止。米国のアマゾン本社も取り扱いの中止を公表した。しかし、日本では児童ポルノなどの法規制が緩く、日本の「アマゾン・ジャパン」は最近、このゲームの販売を中止したが、ほかの通信販売では今も入手できる。
■続報で当該のゲーム作品は販売を中止したという話ですが、英国の国会で取り上げられるようなコンテンツを野放しにしている日本が『国立メディア芸術総合センター(仮称)』を建設するより前に為すべき事がたくさんありそうですなあ。
抗議活動を始めた国際人権団体「イクオリティ・ナウ」(本部・ニューヨーク)は「女性や少女への暴力をテーマにした産業が日本で高収益を上げ、『ロリコン』と呼ばれる少女の児童ポルノ市場も巨大化している」との声明を発表。「日本政府はなぜレイプを奨励するかのようなゲームの流通を止めないのか」と政府の対応にも批判を向ける。同団体は6日、このゲームを含むレイプ、監禁などの性暴力ゲームの制作会社や販売会社、麻生首相ら日本政府の要人らに抗議文を出すように、160か国の会員3万人に呼びかけ始めた。国内の人権団体の関係者なども、こうした活動を機に、販売会社などへ働きかけを行っている。……
5月8日 読売新聞
■「児童ポルノ」という分野?は、仄聞するに相当にディープな領域にまで進化?しているようなのですが、文化の多様性やら個人の趣味の問題にも関わりますから、一概に厳しく規制すればよいというものでもないのでしょうが、東京都の某所で「飼育」「監禁」「性奴隷」などの奇怪な妄想を生身の女性に押し付けて悲しくもおぞましい殺人事件を起こすようなIT男が出現したりしますと、やはり野放しにしておくのは危険だなあ、と思ってしまいます。物事には限度というものがあり、暗い妄想を楽しむのなら時と場所を選ばねば趣味も文化も成り立ちません。現実世界と妄想との間に境界線が無くなってしまったら非常に危険なことになりますが、アニメ技術が紡ぎ出すのはこうした危険な部分も含めたコンテンツだという事を文化庁のお役人は御存知なのでしょうな!?
■問題の『国立メディア芸術総合センター(仮称)』に関しては、展示内容も発信すべきコンテンツも未定なのだそうですが、物事には陰の部分が必ずあるもので、マンガだからと高を括っていると大変なことになりますぞ!
少女を含む女性3人をレイプして妊娠や中絶をさせるという内容の日本製のパソコンゲームソフトに海外で批判が高まっている。日本での販売中止を求める抗議活動を国際人権団体が始めた。このゲームは2月に英国の国会で問題になり、ビデオ・書籍のネット販売大手「アマゾン」が扱いを中止した。しかし、児童ポルノなどの規制が緩い日本では今でも流通している。
■事ほど左様にお国がわざわざ『国立メディア芸術総合センター(仮称)』などと大仰なハコモノを拵えて発信などしなくても、グローバル化とインターネットの時代なのですから、日本製のアニメ関連の商品や情報はずっと流れ続けているわけであります。それもほぼ垂れ流し状態で……。
このゲームは、未成年と見られる女子2人とその母親を電車内で痴漢した後にレイプし妊娠や中絶をさせるまでを、コンピューターグラフィックスを使った画像で疑似体験するという内容。横浜市のゲームソフトメーカーが2006年に売り出した。
■痴漢→強姦→妊娠→中絶というストーリー自体に首を傾げてしまいますが、これをリアルな画像にして疑似体験している人間の方も心配であります。
今年に入り海外の人権団体で問題視されるようになり、英国ではこのゲームをアマゾンで入手できることに驚いた国会議員らが同国内での流通に反対する動議を提出した。こうした動きが英国などのメディアで報じられ、英国アマゾンは2月にこのゲームの取り扱いを中止。米国のアマゾン本社も取り扱いの中止を公表した。しかし、日本では児童ポルノなどの法規制が緩く、日本の「アマゾン・ジャパン」は最近、このゲームの販売を中止したが、ほかの通信販売では今も入手できる。
■続報で当該のゲーム作品は販売を中止したという話ですが、英国の国会で取り上げられるようなコンテンツを野放しにしている日本が『国立メディア芸術総合センター(仮称)』を建設するより前に為すべき事がたくさんありそうですなあ。
抗議活動を始めた国際人権団体「イクオリティ・ナウ」(本部・ニューヨーク)は「女性や少女への暴力をテーマにした産業が日本で高収益を上げ、『ロリコン』と呼ばれる少女の児童ポルノ市場も巨大化している」との声明を発表。「日本政府はなぜレイプを奨励するかのようなゲームの流通を止めないのか」と政府の対応にも批判を向ける。同団体は6日、このゲームを含むレイプ、監禁などの性暴力ゲームの制作会社や販売会社、麻生首相ら日本政府の要人らに抗議文を出すように、160か国の会員3万人に呼びかけ始めた。国内の人権団体の関係者なども、こうした活動を機に、販売会社などへ働きかけを行っている。……
5月8日 読売新聞
■「児童ポルノ」という分野?は、仄聞するに相当にディープな領域にまで進化?しているようなのですが、文化の多様性やら個人の趣味の問題にも関わりますから、一概に厳しく規制すればよいというものでもないのでしょうが、東京都の某所で「飼育」「監禁」「性奴隷」などの奇怪な妄想を生身の女性に押し付けて悲しくもおぞましい殺人事件を起こすようなIT男が出現したりしますと、やはり野放しにしておくのは危険だなあ、と思ってしまいます。物事には限度というものがあり、暗い妄想を楽しむのなら時と場所を選ばねば趣味も文化も成り立ちません。現実世界と妄想との間に境界線が無くなってしまったら非常に危険なことになりますが、アニメ技術が紡ぎ出すのはこうした危険な部分も含めたコンテンツだという事を文化庁のお役人は御存知なのでしょうな!?