とても,面白そうなセミナー(←クリック)が行われます。【立法権、行政権、司法権の3つの権力に対する「第4の権力」、すなわち民主主義社会において市民が拠りどころとしてきた報道の力が崩壊したことを認めざるをえない。実際に、マルチメディアグループが発展したことによって、それ自体の利益が市民の利益よりも優先され、メディアは独立した権力となりつつある。イグナシオ・ラモネは、メディアの自由は民主主義の基本であり、表現の自由の一部に過ぎないという前提に立ち返り、メディアやコミュにケーションといった力に対抗しうる市民的な「第5の権力」権力が出現する条件について考察する。】というが,このイグナシオ・ラモネ氏は,ル・モンド・ディプロマティーク誌(←クリック)紙の編集総長。う~ん,近くだったら絶対行くんだが…。
■■HPの引用開始■■
「民主主義は機狽オているか」。これは福岡で7月に開催された世界政治学会2006福岡大会のテーマです。この世界政治学会に際し、九州大学・西南学院大学・九州日仏学館は、現代における民主主義の機狽フ問題点の1つであるメディアとデモクラシーの関連に焦点をあて、この問題についての考察を深めます。
プログラム
1- 基調講演 :
「グローバル化時代のメディア –第5の権力」
イグナシオ・ラモネ(ル・モンド・ディプロマティーク編集総長)
立法権、行政権、司法権の3つの権力に対する「第4の権力」、すなわち民主主義社会において市民が拠りどころとしてきた報道の力が崩壊したことを認めざるをえない。実際に、マルチメディアグループが発展したことによって、それ自体の利益が市民の利益よりも優先され、メディアは独立した権力となりつつある。イグナシオ・ラモネは、メディアの自由は民主主義の基本であり、表現の自由の一部に過ぎないという前提に立ち返り、メディアやコミュにケーションといった力に対抗しうる市民的な「第5の権力」権力が出現する条件について考察する。
フランス語による講演。同時通訳付き。(40分)
「メディア・権力・ポピュリズム –デモクラシーの(不)可能性について-」
高橋 哲哉氏(哲学者、東京大学大学院総合文化研究科教授)
現代日本のマスメディアは、デモクラシーの担い手であるどころか、デモクラシーの破壊者になっていないだろうか?実際にわれわれは、マスメディアが、大衆の欲望に迎合するだけでなく、大衆の欲望を挑発し、それを創り出すことに気づいている。高橋哲哉はこの過程を示し、そうした方法がどのようにしてポピュリズム型権力の不可欠の要素となっていくのかを明らかにしていく。
日本語による講演。同時通訳付き。(40分)
2- ラウンドテーブル・討論
司会:田中 一彦 氏(西日本新聞編集局総務)
パネリスト:
イグナシオ・ラモネ氏(ル・モンド・ディプロマティーク編集総長)
高橋 哲哉氏(哲学者、東京大学大学院総合文化研究科教授)
加藤 千洋氏(朝日新聞編集委員、テレビ朝日「報道STATION」コメンテーター)
飯田 正剛氏(弁護士、東京弁護士会人権擁護委員会委員長)
討論は日本語とフランス語で行われます。同時通訳付き。
日時:9月30日(土)13時~17時
会場:福岡国際会議場国際会議室 501(福岡市博多区石城町2-1)
入場無料(要予約)
ご蘭・E問合せ:九州日仏学館(Tel 092-712-0904 / Fax 092-712-0916)
■■引用終了■■
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「民主主義は機狽オているか」。これは福岡で7月に開催された世界政治学会2006福岡大会のテーマです。この世界政治学会に際し、九州大学・西南学院大学・九州日仏学館は、現代における民主主義の機狽フ問題点の1つであるメディアとデモクラシーの関連に焦点をあて、この問題についての考察を深めます。
プログラム
1- 基調講演 :
「グローバル化時代のメディア –第5の権力」
イグナシオ・ラモネ(ル・モンド・ディプロマティーク編集総長)
立法権、行政権、司法権の3つの権力に対する「第4の権力」、すなわち民主主義社会において市民が拠りどころとしてきた報道の力が崩壊したことを認めざるをえない。実際に、マルチメディアグループが発展したことによって、それ自体の利益が市民の利益よりも優先され、メディアは独立した権力となりつつある。イグナシオ・ラモネは、メディアの自由は民主主義の基本であり、表現の自由の一部に過ぎないという前提に立ち返り、メディアやコミュにケーションといった力に対抗しうる市民的な「第5の権力」権力が出現する条件について考察する。
フランス語による講演。同時通訳付き。(40分)
「メディア・権力・ポピュリズム –デモクラシーの(不)可能性について-」
高橋 哲哉氏(哲学者、東京大学大学院総合文化研究科教授)
現代日本のマスメディアは、デモクラシーの担い手であるどころか、デモクラシーの破壊者になっていないだろうか?実際にわれわれは、マスメディアが、大衆の欲望に迎合するだけでなく、大衆の欲望を挑発し、それを創り出すことに気づいている。高橋哲哉はこの過程を示し、そうした方法がどのようにしてポピュリズム型権力の不可欠の要素となっていくのかを明らかにしていく。
日本語による講演。同時通訳付き。(40分)
2- ラウンドテーブル・討論
司会:田中 一彦 氏(西日本新聞編集局総務)
パネリスト:
イグナシオ・ラモネ氏(ル・モンド・ディプロマティーク編集総長)
高橋 哲哉氏(哲学者、東京大学大学院総合文化研究科教授)
加藤 千洋氏(朝日新聞編集委員、テレビ朝日「報道STATION」コメンテーター)
飯田 正剛氏(弁護士、東京弁護士会人権擁護委員会委員長)
討論は日本語とフランス語で行われます。同時通訳付き。
日時:9月30日(土)13時~17時
会場:福岡国際会議場国際会議室 501(福岡市博多区石城町2-1)
入場無料(要予約)
ご蘭・E問合せ:九州日仏学館(Tel 092-712-0904 / Fax 092-712-0916)
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